【 お そ 松 さ ん 】
□第二十三マツ
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『んっ……はあ…もう、やめてっ…おそまつ…』
お「ここまで来てやめるのはないでしょ」
『やッ……いやだ…ぁっ……おかしくなっちゃう、からっ…』
お「良いじゃん、おかしくなっちまえよ」
ト「それにもうおかしくなってるでしょ、サカキ。乳首もこーんなに立ってるし」
『うぅっ……ンッ…はあ…』
お「俺の指も美味そうに咥えてるぜ? ココは素直だな」
『やだっ……ほんとに、やめっ…んん…』
あれから幾度となく与え続けられる快楽に、サカキの身体は何一つ抵抗が出来なくなっていた。
第二十三マツ
ト「フフッ、可愛い顔……ねぇ、おそ松兄さん。僕が先に挿れていい?」
お「はあっ? 俺が解してんのに何でだよ。ダメに決まってんだろ」
ト「いいじゃん、お願い! 僕もう我慢できない…こんな可愛い弟の頼みを聞いてくれないの?」
お「いや可愛くねぇわ……たくッ、仕方ねぇなあ」
正常な思考回路が立たれているサカキの耳に、異様な単語が聞こえてくる。
一体何をされるのかとビクビク震えていると、目の前にいるトド松がベルトを外し始めた為に、さらに身体を震え上がらせた。
『ぃ……いやだッ、む、無理だって……そんなの、入らないからぁっ…』
お「まあまあ、そんな怖がるなって」
ト「天国見せてあげるからさ」
『いやっ………ぁッ…やめて、おねがいっ……むりだよ、トド松くん…』
ト「あーあ、ポロポロ泣いちゃって可愛い」
お「ほらぁ、いつものヘラヘラしたサカキはどこに行ったんだよ?」
『だ、だって……こんなのッ、う……こ、こわい……いやだぁっ…』
子供のように泣きじゃくるサカキを視界に捉えたトド松は、悪い意味で胸を締めつけられる思いだった。
ト「……煽るの上手いねぇ、サカキ」
『えっ…? …ッ! いやっ……ンッ…やだ、挿れないでっ…!』
ト「ヤバい。結構簡単に入りそうだよ」
お「よし! じゃあもっと脚開こうなあ、サカキ」
僅かながら暴れるサカキの脚を掴み、おそ松は冷笑しながら無理やり開かせる。
『あぅッ……はっ、あ…いやだぁッ…』
お「だからそんな怖がる事じゃねぇっての。もっと気持ちよくさせてあげんの。分かる? サカキだって期待に溢れてんじゃん。ココ…ヤラシイ液でぐしょぐしょだし」
『ハアッ…んっ……』
自身の思いとは裏腹に、確かに鼓動が高鳴りを上げていた。
まるで更なる快楽に期待しているようで、だがサカキはそんなの認めたくはなかった。
お「な? 本当はもっと気持ちよくなりたいだろ、サカキ…?」
『あッ……ぅ…ふぅっ……』
──こんなの自分の意思じゃないッ……身体が全然言う事を聞かない…どうしてっ……これも薬の所為なのか……?
既に押さえ付けられているトド松の自身を見つめて身震いしていたサカキは、涙を溢れ出す瞳をキツく閉じた。
『は、うぅッ………ごめん、カラ松君っ…』
ト「それって肯定でいいの…?」
『…ほ、ほしい………ぁ…トド松く…ハアッ…挿れ…ッ……挿れてくれっ……』
涙を流して懇願するサカキを愛しく思いながら、トド松は自身を挿入した。
『んぁあッ……はっ…ぅンッ……』
ト「キツイなぁ…サカキ、力抜いて?」
『あぅッ……む、無理っ…くるし……』
お「仕方ねぇなあ。こっち向きな、サカキ」
『ふっ……う、ンッ…んん…ふあっ……』
ト「何でキスしてんのッ、おそ松兄さん。サカキの声が聞けないじゃん…」
お「うるせぇな。サカキの緊張を解してやってんの…」
『ンッ…はあっ、んあ……ぁッ……!』
ト「……ハアッ…全部入ったよ、サカキ」
『んぅッ……あ…くるしっ…はっあ…やだ……抜い、てぇっ…』
ト「えぇ? こんなに中は締め付けて離そうとしないクセに…」
『あっ…! ひあ……ぁあッ、トド松くん…っ! だめっ…いま、うごいたらぁっ…はぅッ……!』
お「そんな喘ぐくらいイイのかよ? 淫乱だなぁ、サカキは…」
ト『ハアッ……分かる? サカキ…僕のがこんなに奥まで入ってるんだよっ…』
『はぁんッ……あっ、アァッ…おっきくてぇ…んんっ……おくまでっとどく…んあっ!』
ト「ハハッ…だからその無自覚に誘うの、やめてよ……」
トド松に激しく腰を打ち付けられ、サカキはひたすらに快楽を覚えていった。
『ぁうッ……はっはあ…イイよぉッ…もうだめっ…変になる、あぁあッ……おかしくなるぅ……!』
ト「ッ……あー、どうしよ。僕もうイキそう…」
『ンッ……あ、だめ…はぁっ…抜いて、んあッ……なかには、ださないでぇっ…あぁっ……』
ト「えぇー? 仕方ないなぁ……」
『あッ……んん…ひぁあっ……!』
ズルリとトド松の自身が抜けていく感覚に震えるサカキ。トド松はそんな彼の腹部へ欲望を放った。
『はっ……はぁ…あッ……』
ト「あれ……サカキもイッたんだ? フフッ、可愛いね……」
お「おいおい休むなよぉ。次は俺の番だぞ」
『んゃあぁッ…! あっやだ…挿れないでぇっおそまつぅ……!』
お「ふざけんなよ、コッチはもう出したくて仕方ねぇんだぞ。ほら、ケツこっちに向けな」
『ふあっあぁあ……いやだッ…もう……あぁんっ…』
ト「サカキ、僕に掴まっていいよ」
『ぁっ……ハアッ…』
強制的に四つん這いにされたサカキを支えるように、トド松はサカキの手を自身の肩へ促す。
サカキは力無くトド松の肩に掴まり、再び挿入されていく感覚に必死に耐えた。
『んっうぅッ……おっきい…もう、入らないからぁっ…あっんん……』
お「……オイオイ、お前のココは嬉しそうに俺のち〇こ咥えてるぜ、サカキ?」
『やぁッ……あっちがう…ンッ…ぁあ…!』
お「こんな締め付けて何が違うんだよ? もっと奥を突いてほしいんだろ。だったら懇願しろよ、サカキ」
『はぁっ……あっンンッ…やだぁ…』
お「ふーん、そう……」
そう言って口端をつり上げて笑みを浮かべるおそ松は、わざと腰の動きを遅めた。
焦れったいような歯がゆいその動きに、サカキは物足りなさを感じる。
『あっはぁっ…う、ンッ……ふぅっ…』
──どうしてっ…全然足りない……! こんなの、おかしくなってるッ……身体が、言う事聞かない……!
お「なあ、どうしてほしい?」
『んっ……あ、ハアッ……』
既に涙と唾液で汚れた顔で、サカキは声を震わせながら懇願した。
『ぁッ……ほしい…もっと、ンッ…もっと奥ぅ……突いてっ…おねがいだから、ハアッ…突いてくれよぉ……!』
お「……あぁー、これは堪んねぇなッ…」
『ひぁああっ……!』
ゆるゆる腰を進めていたおそ松は、サカキの必死の頼みに答えて一気に奥を突き上げる。
サカキは待ち望んだ快楽に事切れそうになり、目前のトド松に必死に抱きついた。
『あっんぁあ! はあっん…あぁあッ……イイ、きもちいぃっ…はぁあ…ぅあッ……あぁん…!』
お「ハッ、この欲しがりさんめッ……そんなに俺のち〇こがイイのかよ?」
『あぁあっ……! いいっ気持ちいい…っ! んあぁあっ…あぁッ!』
ト「サカキ、こっち向いて?」
『あッ……んぅ…ふあっあっ……はぁんっンッ…』
お「……お前どんだけキス好きなんだよ…ちょっとやりすぎ」
ト「ンッ……別にいいでしょ? 弟がキス魔だなんて知りたくもなかった?」
お「知りたくねぇわッ……」
『んっ、ふぅ…んぁっは……あふッ…らめ…ンッ……いふっぅンッ…んんっ…!』
お「俺も、もう出るッ……なあ、このままさ…中に出していい?」
『ふあっ……! あっらめ…なかはぁ…あっはあっ……やらぁッ…』
お「あー、無理無理。もう出るから」
『んゃッ……あっ! いやっあぁあ…おそまつぅ……だめっださないで、やぁあんっ…もう、ハアッイッちゃう…はぁんっ……ひぁああっ!』
お「ッ……」
『あぅっ……ん、ハアッ…でてるぅ……あついのがっおくまでぇ……』
お「ハッ……中出しされてイッたのかよ。ほんと淫乱だなお前」
『あっ……そん、な……ちが………んっ………ハアッ……』
ト「あーあ、もう意識飛んでるよ…。意外と体力ないんだね」
お「何だよぉ、もう1ラウンドはヤろうと思ったのにつまんねッ……」
悪魔二人だと罵っていたサカキはどこへやら……完全に意識を無くす時には、サカキの頭には一切の余裕がなくなっていた。