NARUTO
□好きかも、しれない
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*好きかも、しれない*
「はあー。」
「なーにため息ついてんのよ!」
そういってサクラの隣に腰を下ろしたのは
金髪の髪を持ついの
「別に、なんとなく。最近忙しいのよ。」
サクラは手に持っていたお茶を一気に飲み干してまたため息をついた。
最近本当に忙しい
心に余裕すらない
前までは綱手様一人で片付けていた書類が今ではシズネさんと私が手伝っても片付かないぐらい
それに加えて医療スペシャリストになるための修行だって毎日している
すごく疲れるのだ。
しかも最近じゃナルトにすら会っていない。
噂じゃ次期火影候補にあがっているらしい
やっぱり火影になっちゃうのかな〜。
もう隣で一緒に任務できないのかな?
寂しいし、何だろこの気持ち。
任務もそんなに簡単なものではない。
いつも死と隣りあわせなのだ
仲間も見捨てなきゃいけないときもある。
それでも
やっぱりアイツと一緒に任務行きたいな。
「ねえ!きいてるの?」
「ああ。ごめん。きいてなかった。」
「まぁ、いいわぁー。アタシそろそろ行くわぁ!」
「ええ!もう行くの!?」
「ここにもう一時間くらいわいるわよ!」
そういっていのはアカデミーの方へ歩いていく。
そして、ふと立ち止まってサクラの方をむいて一言。
「あんたナルトのことが好きなのよ!」
「////なっ!」
「じゃあねッ!」
そういっていのは瞬身で消えた。
あぁ。
やっぱりいのは私より私のことがわかってるのね。
もしそうだったらこの気持ちの謎も解けるのかもしれない。
アイツのことが好きなのかも、しれない
*あとがき