gdgdな日々
□親子だったら
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…こんにちはっ。
二宮和也です。
今、
遅刻ギリギリで駅までパパと猛ダッシュしてます。
すれ違う人はみんな俺達を見ていく。
走ってるのもあるだろうけど、問題はこの手だろう…。
パパは異常に足が早くて。追い付かないので、パパに、手、引っ張ってもらっているんですけども。
何故か…恋人繋ぎ。
パパは至って普通に走ってますが、
俺、めちゃめちゃ恥ずかしいんですけど…。
歳の差はあるものの、パパ見た目若いし、自分と身長も然程変わらない。
男2人恋人繋ぎって、
そっち系の人と勘違いされていたらどうしよう…。
嫌だ嫌だ!!
自分は至って健全!
"皆、違うんです!"そう必死にアピールしようと手の力を緩めてみる。
…まあ、他から見たら何一つ変わらないと思いますが。俺的にはすごい違う訳で。
力を緩めたのに気付いたのか。
智「どうした?疲れた?」
和「い、いえ!」
(急に振り向いてくるなよー!
なんかめちゃくちゃ焦ったんですけど。)
智「もうちょいだから、がんばって!」
ギュッ
和「あー!!」
智「ん?」
和「あ、なんでもないです…。」
パパは俺の手を握る力を強めてきた。
先程までの俺のささやかな抵抗は、一瞬で無駄になったのだった。
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智「着いたー!!」
和「やっと…。」
駅までがこんなに長いと思ったの今日くらいだ…。
智「ヤバイ!早く乗ろう!
」
俺達が電車に入ると同時にドアが閉まった。
危ねぇー…。
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駅に着くまで、ずっと変な葛藤と戦っている二宮くんでした(笑)
二宮くん曰く、振り向いてきた時のパパはとってもイケメンだったそうな。
にの、からかいすぎてごめんなさい。
キャラ変わってごめんなさい。