本編

□真実
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「こほんっ!!
先ずは、屡架さんね身ぐるみを全て剥いで、その豊満な胸に顔を埋めて、香りを楽しみ。その後、私の唾液まみれになるまで体中を舐め回し、私の赤い赤い印だらけするでしょ〜屡架さんの神聖なる場所は避けたいところよ?でも、舐めたいなぁ〜さぞかし、屡架さんの体液は美味しいんだろうなぁ〜」



どんどん話続ける女にその場に居合わせている皆は、顔を青ざめる。



「総ちゃん、こわいょ〜」


「よしよし、大丈夫だょ…僕が守るからね…」


「こいつ、たたっ斬るッ!!//」


「斎藤、綾川止めろッ!!」


「無理です、副長…」


「一くん、鼻血出してる場合じゃないよっ!!」



今にも斬りかかりそうな小夏を止められるのは斎藤だが、その斎藤も鼻血を出して使えない。もう、止められないと思った皆は止めようと手を伸ばし捕まえようとしたが、間に合わない。その時、遠くから男の声が響く。



「響、しゃがめッ!!」


「ほえ?」


「えっ?あっ、止まんなッ!!」



いきなりしゃがんだ女に小夏は止まることが出来ず、廊下へと転びそうになる。しかし、いつの間にか復活した斎藤が助けた。



「ありがとう…」


「大丈夫だ…それより…」


「何で原田がいんだ。」


「お騒がせして悪かった…こいつ、知り合いなんだ…」


「左之っ♪」


「来んなッ!!つっただろ?たくっ…じゃあ、こいつにはきつく言っとくから…」



原田は女の口元を布で覆い、担いで去っていく。何が起きてるのか分からず、長い沈黙が続く。



「何だったのだ?」


「…左之さんの知り合いなんだ…」


「結局、誤解だったのかな?」


「うん。だから、そっとしとこっか…亜衣利、僕の部屋行こう?」


「にゃっ♪」



亜衣利は抱きしめながら、沖田は斎藤たちに手を振りながら去っていく。小夏はどうしたら良いのか分からず、先ず、刀をしまう。そして、立ち上がろとしたが小夏より早く、斎藤が姫抱きをした。



「小夏、俺たちも…」


「…一緒にいたいの?はーくん?」


「ッ!!その呼び方は止めろ…」

「やだぁ〜♪」



斎藤は土方に一礼して、その場を後にする。残された土方と屡架は見つめ合って、抱きしめ合う。そして、耳元に近付き、"部屋行かねぇか?"その言葉に屡架は頷く。土方は優しく抱きしめ、部屋へと向かう。








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