本編

□女体化パニックっ!?
2ページ/5ページ




「しらにゃい人がぁ〜総ちゃんの〜……」


「亜衣利、大丈夫よ?良く見て、沖田さんでしょ?」


「にゃにゃ…」



屡架にそう言われれば、亜衣利はギュッと抱きつきながら、ジッと沖田の顔を見つめる。沖田はそんな亜衣利ににっこりと微笑み、手招きをする。



「おいで…」


「ん…」



亜衣利はてくてくと歩き、沖田の前にちょっと座る。そして、抱きつく。



「コレでひとつ解決っ!!で、それ、元に戻るの?」


「明日の朝には戻るよ?だから、今日はお互い非番なんですし楽しんだらどうです?」


「お前なぁ…仕方ねぇ…今日は自室で待機…以上。行くぞ、屡架。」


「はい。じゃあ、小夏ちゃん達も頑張るのよ?」


「あいあいさーっ♪」


「ほーい……」



屡架は二人に小さく手を握り応援をすれば、先に出ていった土方の後を着いていく。



「総司、はーくんは?」


「多分、この状態に気付かず稽古でもやってるんじゃないかなぁ〜」


「なら、道場か…行ってみよ。じゃあ、亜衣利、頑張ってね。」



小夏は亜衣利の頭を撫で、軽快な足どりで部屋を後にする。








次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ