本編
□女体化パニックっ!?
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「しらにゃい人がぁ〜総ちゃんの〜……」
「亜衣利、大丈夫よ?良く見て、沖田さんでしょ?」
「にゃにゃ…」
屡架にそう言われれば、亜衣利はギュッと抱きつきながら、ジッと沖田の顔を見つめる。沖田はそんな亜衣利ににっこりと微笑み、手招きをする。
「おいで…」
「ん…」
亜衣利はてくてくと歩き、沖田の前にちょっと座る。そして、抱きつく。
「コレでひとつ解決っ!!で、それ、元に戻るの?」
「明日の朝には戻るよ?だから、今日はお互い非番なんですし楽しんだらどうです?」
「お前なぁ…仕方ねぇ…今日は自室で待機…以上。行くぞ、屡架。」
「はい。じゃあ、小夏ちゃん達も頑張るのよ?」
「あいあいさーっ♪」
「ほーい……」
屡架は二人に小さく手を握り応援をすれば、先に出ていった土方の後を着いていく。
「総司、はーくんは?」
「多分、この状態に気付かず稽古でもやってるんじゃないかなぁ〜」
「なら、道場か…行ってみよ。じゃあ、亜衣利、頑張ってね。」
小夏は亜衣利の頭を撫で、軽快な足どりで部屋を後にする。
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