本編

□女体化パニックっ!?
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沖田&亜衣利Side


「皆、いなくなっちゃったね…」


「寂しい?」


「ううん。総ちゃんいるから寂しくないよっ!!」



にっこりと笑う亜衣利に沖田は我慢できなくなって抱きしめる。突然の事に亜衣利は手をバタバタとして暴れる。



「総ちゃんっ、苦しいよ〜」


「ん〜亜衣利は可愛いなぁ〜本当に食べちゃいたいっ!!」


「にゃーっ!?」



沖田は抱きつくように亜衣利を押し倒す。



「総ちゃん…//」


「可愛い…」


「待ってっ!!今、女の子の姿だからできないよ//」


「あぁ…」



顔を赤くして言った亜衣利の言葉に忘れていた事に気がつき、一旦離れ亜衣利を起こす。



「今日はできないね…」


「うん//」


「ん〜何しようか…」


「にゃー」



悩む沖田と共に亜衣利も悩もうとするが気になっていることがあり、沖田をガン見する。それに気がついたのか沖田は優しく声を掛ける。



「どうしたの?亜衣利。」


「総ちゃん…胸大きい…羨ましいなぁ〜」


「そうかな?見る?」



沖田はいきなり着流しの帯を外しに掛かる。しかし、脱ぐ前に亜衣利が必死にそれを阻止する。その反動で押し倒してしまう。



「いたた…亜衣利、どうしたの?」


「だめ…」


「ん?何がダメなの?」


「総ちゃんは他の女の人の裸は見ちゃダメなのっ!!私だけなのっ!!」



涙目になりながら亜衣利は必死になる。そんな亜衣利が可愛くて、沖田は優しく抱きしめ、落ち着かせるように背中を撫でる。



「大丈夫だよ。僕は亜衣利だけだから…」


「うん//我が侭言ってごめんなさい…」


「亜衣利は少し我が儘なくらいがちょうどいいよ…ね?」


「総ちゃん…」



涙腺が潤んだのか亜衣利はそのまま泣き出してしまう。沖田は驚き、涙を拭う。



「亜衣利……?」


「総ちゃん…優しすぎだよ〜わぁーん;」


「当たり前だよ…亜衣利が大好きなんだから…」


「わぁーん;」


「やれやれ…泣き止むまで掛かりそうだね…」



沖田は亜衣利の顔を胸に埋めて落ち着かせる。驚きはしたが落ち着いてきたのかそのままの状態で寝てしまった。



「にゃにゃ〜…」


「また、寝ちゃったか…可愛い寝顔…お休み、亜衣利…」



沖田は優しく亜衣利の頭を撫でた。










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