その他
□銀魂 それぞれの １日
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「定春！いくヨー！」
ぱりーん
音のした方を見ると割れたガラスと野球ボール、それをのそのそと拾いにいく定春と未だ投球後の姿勢を保つ神楽。
「…え？何してんの？」
「イマイチだったネ。よし次はカーブなげるからしっかり捕るんだヨ」
「…何してんのかって聞いてんですけど」
「せーのっ」
「何してんだ！」
取りあえず神楽の手首を掴み動きを止める
すると迷惑そうな、でもほんの少し楽しそうな顔でこっちを見てくる
「銀ちゃん、ルール違反はダメアルヨ！」
「家で野球ボール投げる方がルール違反だっつーの！」
没収、といって取り上げるとすっごい悲しそうな顔をしやがる
こっちが悪いことしたみたいじゃねーか
「つーか、このボールどっから拾ってきたんだよ」
「よっちゃんがくれたんだヨ。だから返してヨ。」
あー、あの悪ガキな
くれたんじゃなくていらねーモン押し付けられただけだろ
今までボールを取り返そうと跳ねてた神楽はついに俺によじ登ってきた
「返してヨー…」
「仕方ねぇな。いいか、家の中でボールは投げんな。やるなら外だ」
返すとボールを持ってくるくる回り始めた
ボール一つでこーなるんなら、今年のクリスマスはテニスボールでいいか
回転を止めた神楽が俺の目の前にくる
「銀ちゃんも一緒にやろうヨ！」
バカかオメー、店番いねぇと駄目だろ
言ってやりたい事は山ほどあったが、またガラス前で投球姿勢を見せたので仕方なく
本当に仕方なく付き合ってやることにした
「銀ちゃん、パピーみたいだヨ」
「誰がハゲだコノヤロー」
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30分で書くとこうなる
今日はパ・リーグが始まった日らしい