とある最強様の二次創作

―休日


「ショッピングに行きたいってミサカはミサカはあなたの眠気に覚醒を促してみたり!」

日曜の午後、ラストオーダーと呼ばれる見た目10歳前後の少女は、今日も愉快に騒いでいた。
その横にはめんどくさそうに横になる、
本名不明の一方通行がボソリと呟く。

「寝ろ」

「ミサカにもうその手は通じないって、ミサカはミサカは一生のお願いだから…て聞いてるのー?!」

「うるせェな。昨日意味のわからんカエルマスコット買ってやっただろォが。」

ごろりと寝返りをうち、打ち止めに背を向け、頼むから寝かせろといわんばかりに溜息をつく一方通行。


「あんなのショッピングのうちに入らないって、ミサカはミサカは抗議してみる!!」

「寝ろ」


ぷくーと膨れるラストオーダーは、突然何か思い出したように自前のアホ毛を反応させる。


「じゃぁミサカはあなたの寝顔を間近で眺める為にソファーの上によじ登ってみたり…っていひゃーい!」

問答無用でアホ毛にチョップをかわしつつ、溜息をつく。

「…ったくよォちったァ静かにしろ。次騒いだらそのアホ毛引き抜く。」

「ひどーいってミサカはミサカはショックをうけて涙目になってみたり。…今日楽しみにしてたのに…あなたが駄目ならしょうがないかもってミサカはミサカは…」

沈黙してしまった打ち止めに心底つまんなそうに舌打ちした。

「…めんどくせェ」

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