とある最強様は打ち止めが恋しくなると


「ふんふふん♪ふんふーん♪ってミサカはミサカは鼻歌まじりに喜んでみたり!」

「…面倒くせェ」

とある学区のスーパーに、打ち止めと一方通行はいた。

黄泉川が警備員の仕事で遅くなるので、二人に何か買ってきて食べるように言い、お金を置いていったのだが…

「ったくよォ…なんでわざわざ飯作らなくちゃなンねェンだよ。弁当が一番手間かかンねェだろォが。」

「手間をかけて作ったご飯のほうが断然おいしいにきまってるんだからって、ミサカはミサカはシチューの具材をカゴに入れつつ答えてみたり。」
相変わらず自分勝手な打ち止めに溜息をつく一方通行。

「てっ、その前に向こうのお菓子売り場にダッシュしてみたり、ってミサ、」

むんずーと打ち止めの首根っこをつかむ一方通行。

「はやく帰りてェンだ。寄り道しないで材料探せ。」

「ミサカはお菓子の分も、計算に入れてたのにー…ってミサカはミサカはしょんぼりしてみたり。ってわぁっ?!引きずらないでぇー!」

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