JOJO
□転校生は魔法使い
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仗助はあれから家の中に招かれ、なぜか紅茶まで用意されていた。
お茶請けには先ほど買ったクロワッサンがバスケットに盛られている。
「つまり、貴方は私が気になり過ぎて後をつけていた。
ということで間違いありませんね?」
「グッ...そ、その通り、だ、ぜ」
自分の行動を客観的にみると世間一般で"ストーキング"と言われている行為に値するのでは、と罪悪感と恥ずかしさで仗助は顔を青と赤に交互に変化させていた。
「も、もちろん!後をつけて何かしようと思ってたとかじゃそんなんじゃねーぜ!?」
「ええ、ええ、貴方がそのような方ではないことは今の表情で十二分に伝わってきています」
リュナイト・テータスは、優しい表情で微笑んだ。
「とりあえず、改めて自己紹介させていただきますね。
私の名前はリュナイト・テータス。
外から見られていたかと思いますが、一般的に"魔法使い"と呼ばれる者です」
「は・・・?スタンド使いじゃなくて?」
「・・・スタンド使い?」
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