ロイエド
□イロ
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「なあ、俺を色に例えるなら何色だ?」
「そうだね…、君だったら、赤か…白だな。」
「何で何で?」
「まずは赤、あれは君の性格によーく似ているじゃないか。燃え上がる闘志というか、すぐに熱くなるその性格が。それにコートがいつも赤いからね、その色が目に付く。」
「…それって褒めてんの?それとも貶してる?」
「心外だな、勿論褒めているとも。」
「なんか腑に落ちない…。まあいいや、それで白は?」
「白は、その純粋さを壊されやすい。故に弱い。君の事は私が守よ。」
「やっぱ貶してんじゃねーか!俺は守られんのは嫌いだっ!!」
「それに、理由はもう一つある。」
「……何だよ」
「君の白い肌はすぐ朱に染まる。それがとても可愛いのだよ。」
「…ッ!!〜〜〜〜〜〜死ねッ////」