ロイエド


□ろいのひ
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一体、先程から鋼のはどうしたのだ?

まるで宿敵に出会ったような顔をしているじゃないか。

そんな三白眼で睨みつけられると…

…全く恐ろしくは無いのだが。

何かあったのかと心配だぞ!?

私が何かしてしまったのだろうか?

「…鋼の?」

…声を掛けたは良いが、一体何を話そうか?

今さっき報告書は貰ってしまったし。

「………あ゛?」

は、鋼の…。

どこの不良だ…。

『あ』に『゛』なんて普通付けないぞ!!

どこでそんな言葉を覚えて来たんだ!!(泣)

昔はもっと純粋で可愛かったのに…

いや、今も十二分に可愛いが!!

寧ろ今の方がベッドに(管理人の意向により強制終了)

「……んだよ、大佐」

しまった。

すっかり自分の世界に入ってしまっていた。

声を掛けた事を忘れていたぞ。

一体どうしたものか…。

「いや…その、だな……」

「……大佐」

す、すまない鋼の!

流石に殺気は…!!

「…目ぇ、閉じろ」

は…?

…脅迫かっ!?

殺気に脅迫は本気で恐怖が…。

しかも執務机を回り込んで隣に立たれると圧迫感が凄まじいのだが。

しかし…、よくよく考えると鋼のの顔がいつもより近いぞ!?


鋼ののこんなに近い顔を見ない手はない!!

殺気なんかに負けはしないさ!!

向き直って観察しよう!!

「……早く」

はっΣ

目を閉じたら鋼のの顔が見えないじゃないか!

「閉じなくては駄目か?」

鋼のの顔が見えないんだ。

「チッ」

な、何だその舌打ちは…

………っ!!







暗い。

そして目の周りが冷たい。

機械鎧で目元を隠されたか。

鋼のの顔が見えないなんて残念だ…。

取り敢えず、殺気は感じないから命の危機は無いと思うが。

…そう言えば、鋼のは一体何をしたいのだ?







「……ロイの日、だからな」





……んっ!?


ドダダダダダダダダッ!!


…今のは。

…私の思い違いでなければ、キス、だろうか?

いや、私が鋼のの味を間違える筈がない!!

………そうか。

…………そうなのか!

ふははははははははは!!

これが所謂誘い受K(再び強制終了)



エドワード、必ず見つけ出してやろう!!


君の居る場所は全て把握済みなのだからな!!



ふっふっ腐……ふはははははははははははは!!



決意を新たにこれからも奮闘していくであろう国軍大佐のお話。

END(笑)




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