らびっと

□3.聖帝武具
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「せ、るってぃー!」

<よく来たな、琥珀!>

「いらっしゃい、琥珀ちゃん」

「新羅君お邪魔してますです!」


本日二回目のセルティ(なにそれ)にテンションがちょっとおかしいけど気にしないで!
セルティにぎゅーっと抱きついて新羅君にも挨拶。


「あのね、竹刀が壊れちゃって」

「竹刀の中身は大丈夫なんでしょ?」


竹刀の中身。
言われて細長い袋からばらばらになった竹刀を取り出し、ついで袋と同じ長さのものが出てきた。

“聖剣”天尾羽張
別名 伊都之尾羽張(いつのおはばり)。古事記に登場している刀。
持ち主を選ぶ刀。
静雄が投げた道路標識を切ったのは竹刀ではなく、この刀だったのだ。


「あれくらいで折れたら聖剣じゃないよ新羅君。
 流石にこのまま持ち歩いてたら銃刀法違反で捕まっちゃうから、直してもらおうと思って」

「僕、医者だって分かってる?」

<がんばれ、新羅>

「はぁ、セルティに言われたらやるしかないよ・・・」


ぶつくさ言いながら直してくれる新羅君も良い人!
天尾羽張を預けてセルティとシズ君とお話しタイム。
といってもセルティとシズ君の会話は私を通してか画面越しだけどね


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