小説
□テストのご褒美!?
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燐がそう言った後、雪男はすでに主張している自身を取り出し、燐の両脚をM字に開かせる。
「…っ///、やぁ………」
「じゃあ、入れるよ。最初は痛いかもしれないけど、大丈夫だから」
そう言って、自身を入れていく。
「――ッう!ゃああぁんッ………、いっ……あぅ…」
しばらくして、
「全部入ったよ。どう?」
「ん、何か……変な感じ」
でも気持ちいい、と燐は言った。
「動くよ」
いきなり雪男が言った。
「…あぅ………、はぁんッ………、やぁ…、ふぁっ…」
「兄さんのナカ、気持ちいいよ」
言いながら燐の最奥を目指して突く。
それを繰り返しているうちに、
「ひァあぁああんッ」
今まで以上に燐が喘いだ。
「ここが気持ちいいの?」
言って、雪男は何度もその場所を突く。
「違っ……はあぁんッ!………ひぁあ………、ふあぅッ……」
突かれる度に、燐は声を出す。
「…ぅうッ………、あぁあっ……はァぅっ……イッ………イくぅッ…//…」
「もうイくの?……僕も、もうムリかも……」
「ひゃあぁあッ……ぅうっ………」
ビュルっ
燐は部屋に白濁を放った。
しばらくして、雪男も自分のナカでイったのが分かった。
***
「どうだった?ご褒美」
雪男が訊いてきた。
燐は、ぅん………などと言いながら、目を覚ました風だった。
どうやらあれから気を失ってしまったらしい。
「よかった…///」
と照れながら答えた。
それをみて、ニコッと笑いながら、
「そう、なら良かった」
なぁ、と燐が雪男に言う。
「………、また、良い点穫ったら、……してくれる?」
と若干上目使いで言ってくるものだから、
雪男はキュンとしてしまった。
(――っ!!可愛い//)
「…良いに決まってるよ。それに、ご褒美じゃなくても、してほしかったらしてあげるよ?」
燐の顔がえ!?という感じになった。
というか、心なしか喜んでいるようにも見える。
「……ホントか!?」
「うん、本当だよ」
とまたニコッと笑いながら言う。
「雪男ぉおぉ///」
ありがとな、という感じで、燐が雪男に抱きついた。
「――ッう!?兄さん?//」
「いや、……、なんか。……嬉しくて///」
まるで小さな子供のように顔を擦りつけてくる燐が、
――とても愛おしく思えた。
「もぅ……だから、兄さん可愛すぎだって///」
**
やっぱり、世界で一番雪男が好きだ。
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