sTorieS

ジャンルはごちゃ混ぜです。
長編は以下のリンクから飛べます。
LoNg sTorieS(Sq5)
(Sq3、新2ほか)
.

◆オレも有名人!(sSq2) 

※ギルド指名の依頼が来るようになってから

緑ガンナ「そのうちオレ指名の依頼が来たりして。可愛い女の子から "探索に協力してください!" とか頼まれちゃうかも」
白ダク「来ねえよ、そんなん。てかおまえに頼むか?そもそも」
緑「ほ〜?オレの腕と顔面をなめんなよ〜」
白「顔面って!(失笑)」

2018/03/07(Wed) 00:29 

◆もしアルカディアに某行事があったら 

パル:そばハバ、リュロ:眼鏡ハバ♂、モンマ:メッシュリパ

パル「リュロ、サンタさんに何頼む?」
リュロ「うんと…」
モンマ「つかおまえら、まだサンタ信じてんのかよ。んな奴いねーよ」
パ「何言ってんの!サンタさんはいるよ!」
モ「いねーよ」
パ「いるし!」
モ「い ね え し!(一音一音強調して)」
パ「い る も ん!!モンマのバカ!!!!(ダークスモークをぶちまけて走っていってしまう)」
モ「!?げへッ、げほッ…何しやがる…!(涙をボロボロ流しながら)」
リュ「パ、パル…!(うろたえる)」

<Sq5> 2016/12/16(Fri) 20:37 

◆勝負しようぜ!(無印2) 

六甲がサッカーボールを小脇に抱えて、中谷のところへ小走りで来た。
中谷のところへ着くや否や、六甲は彼にこう持ちかけてきた。
「奈良最強!勝負しようぜ!」
「えっ。しょ、勝負?」
面食らう中谷をよそに、六甲は“奈良最強”の後方にあるゴールを指す。
「あれ使ってさ、一対一やろうぜ!攻撃側はゴールしたら勝ち!守備側はボールを取ったら勝ちな!」
さも楽しげに説明する六甲に、中谷はおずおずと申し出る。
「いいけど…あれバスケットのゴールじゃ 」
「うん。だってバスケ勝負だし」
「サッカーしないの?」

(realで書いた話をこちらに持ってきました)

2016/05/28(Sat) 23:55 

◆月野の怖い話?(無印3) 

(フットボールフロンティアインターナショナルが開催されている期間中)

練習後。稲妻Jの選手達は全員宿舎に収まっていた。日はとっくのとうに沈んでしまい、辺りに暗がりが広がっていた。就寝前の自由時間、ロビーに集まった何人かが、談笑を繰り広げている。
そのうちの誰かが、突然怖い話でもしようと言い出し、月野が快く応える。
「怖い話?それなら、とびっきり怖い話知ってるよ。」
「どんなやつっすか?」
草下が食いついた。月野は口を開く。
「それが」
「はい、」
絶妙な間を持ってターバンを巻いた少年は語る。
「実話なんだ。」
「マジっすか」
「それも、オレの体験。」
「月野の?」
中谷が尋ねる。実話と聞いて一層恐怖を喚起されたのか、その表情は明るくはなかった。

2016/04/01(Fri) 19:51 

◆月野の怖い話?2(無印3) 

(夜、稲妻Jの宿舎ロビー)
月野は仲間の注目を集める中、ゆっくり語り出した。
「クラブチームの練習が終わった時のことなんだけど。いつもより長く残って練習してて、気付いたらすっかり辺りが暗くなっていたんだ。」
月野の仲間達は黙って彼の話に耳を傾ける。
「で、オレはドリブルしながら家に帰って」
「全然怖くねーぞ」
誰かが茶々を入れる。これからだよ、と返す月野はどこか楽しそうだ。
「それで…ドリブルしてるうちに、ボールの感触が変わってきたんだ。おかしいな、って思ってオレはドリブルを止めてボールをよく見てみた。」
「…どうだったんです?」
一年生が語り手に催促する。そばでは、中谷が息を飲んでいた。
「それが、確かにボールだったんだけど…ボールじゃなかったんだ。」
「どういうこと?」
月野はしたり顔で、絶妙な間を持って言い切る。
「…フェイクボールだったんだよ!」

「なんすか、そりゃ」
「ちっとも怖くねー」
数人がげらげら笑っている。口々に好きなことを仲間達がぶちまける中、月野は主張する。仲間の反応は想定内のようで、彼は何故か愉快そうにしていた。
「ちょっと考えてみろよ。誰もいないし、誰ともすれ違ってないはずなのに、あのスイカの偽物に刷り変わっていたんだ!
怖いだろ?」

(誰が聴き手にいるのかは想像にお任せします)

2016/04/01(Fri) 19:16 

◆治療士、剣士に会う(Sq4) 

タルシスの街中。紫髪の青年治療士は、冒険者らしき人々が多く行き交う通りを歩いていた。タルシスは大きい街ではないが、道や施設はよく整備されている。
青年が、研修医として働いている診療所に向かう途中だった。
「なあなあ!」
治療士は振り返る。
「おまえ、さっきケガの手当てしてた治療士だよな?」
待っていたのは、紺髪の青年だった。短パンに袖のないシャツ。剣士が携帯するような、丸い小振りの盾を紐に通して肩から提げている。
先程、街の入口で倒れていた怪我人を助けたことを治療士は思い出した。紺髪の青年は治療士が手当てをする場面を見ていたのだろう。
「ええ。何かご用でしょうか。」
最低限の愛想を返すと、紺髪の青年は屈託のない笑みを向ける。
「おれのギルドに入らないか?」
治療士は面食らった。

2016/02/24(Wed) 00:18 

◆高城と帆市(稲妻スカウト) 

高城「スイカって10回言ってみて
帆市「スイカスイカスイカ…
高「じゃ、これは?
(高城が自分の背中で隠していた緑の丸いものを、帆市に見せる)
帆「スイカ!
高「ぶー、フェイクボールでした〜
帆「せこっ!

2016/02/16(Tue) 23:12 

◆錬金術士の決意(sSq2) 

ハイラガード公国、酒場前。
金髪の女性は賑わう声が漏れてくる店の看板前で足を止めた。
(ここね。)
女性は店を見上げる。
(依頼を頼むなら、冒険者の多く出入りする酒場が最も適しているわよね。酒場は飲食だけじゃなくて、町の人や公国、冒険者…様々な人の依頼を張り出してもいる。ワタシの依頼も受理してもらえるはず)
しかし、金髪の女性は店の扉を押すことができなかった。立て付けが悪いわけでも、扉が重いわけでもない。彼女の脳裏によぎった不安や悪い想像が、彼女の一歩を止めていたのだった。
(依頼を受けたギルドが柄の悪い冒険者だったらどうしましょう。そもそも、依頼を受けてもらえるのかしら?マスターに依頼を受領してもらえるかしら…)
後ろ向きな想像は尽きない。
(やっぱり…やめた方が良いかしら)
「どうしたの?
女性が振り向いた先には、黄色の髪を緩く2つ三つ編みに結った少女がいた。

2016/02/15(Mon) 08:47 

◆第6迷宮(Sq4) 

剣士、城塞騎士、治療士の3人は第6迷宮に足を踏み入れる。隠された場所に存在していた第6迷宮は、不気味としかいえない禁書の倉庫である。昼間であっても中は薄暗く、そこかしこの壁や棚にはべっとりと赤い何かが付着している。

剣士はがたがた震えながら、誰もいない通路の先の暗がりに剣先を向ける。その様子は尋常ではなかった。
「何に気を張っているのですか?」
治療士は腰の引けている剣士に言葉を投げる。
「だって…出るかもしれないだろ」
剣士の心は出会ってしまうかもしれない"あれ"への恐怖と警戒でいっぱいいっぱいだった。
「強い魔物がですか?」
「違う!」
剣士は語気を強める。
「あれだよ、おれの苦手なやつ…」
「貴方の苦手なもの、ですか」
治療士が分からない振りをしていることに気付かず、剣士はたまらずぶちまける。
「お化けだよ!おばけ!」

ああ、と治療士は声を上げる。
「やはりそうでしたか。」
「強くなっても、怖いものは変わらないのね」
城塞騎士は剣士が可愛らしく思えて、くすりと笑ってしまう。
「うるせーなー!」
剣士は放っておいてくれ、と言わんばかりであった。

2016/02/08(Mon) 22:20 

◆漫画 宙返り1 


りょくとぐれん(ヤナップ、ポカブ)の小話です

2011/11/23(Wed) 15:55 

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