はじまりのとき

□クフフのフ
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「それは私が預かりましょう」


『…やっぱり。というか、はじめまして…?』

そこに現れたのは骸だった。



「クフフ、お会いしたかったです…恵美」




ふぬっ…!
イケメンオーラ全開だ…!
眩しいよ、骸…!!













…ってか預かるって?
ふと我に返ると疑問が浮かんだ。


「少し調べる必要があるからな。ってかお前ってバカだな」

『なるほど…』



バカってことは聞こえなかったことにして、一応リボーンさんの言葉に納得をして骸に指輪と箱を差し出す。


『よろしくお願いします』

「お任せを…小さな姫よ…」

『……?』


















チュッ







『なっ…!』


跪き手の甲にキスを落とす骸。



『なななな何するの!』

驚いて手を引っ込める。

「骸、死にたいのか」

「それはねーぜ、骸」

「離れやがれ!」

カチリ。


グローブに刀にボムに銃。


『ちょっ…』

死ぬ……!

「クフフ…マフィアと戯れている時間などありません。では失礼します…姫」

そういうと骸は姿を消した。



「チッ…」

『………………』


舌打ちが後ろから聞こえたが聞かなかったことにしよう。

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