はじまりのとき
□月の守護者
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「月の守護者…」
「そんなもん存在していたとはな」
守護者たちが各々話す。
しかし月の守護者…聞いたことはあったが…。何故あいつが?
調べることは山とありそうだな。
「えぇ…私も驚きました。しかし、あのリングに匣…そして炎からして…」
「間違いねぇ…か」
「10代目、恐らく奴らの狙いは…」
「あぁ…やっとはっきりした」
「はははっ、えらいことになったなー」
「笑い事じゃねーよ!」
「恵美を傷つける連中は僕が咬み殺す。だから恵美は僕のアジトに置いておくよ」
雲雀が当然という顔で発言する。
「いや、恵美は俺の傍に置く」
「クフフ…10代目である君の傍にですか?かえって危険ではないですか?」
「10代目のお手を煩わせるわけにはいけません!右腕である俺が何とかします!」
「隼人…俺には恵美が守れないと…?」
「と、とんでもございません!」
「ダメツナじゃ心配だぞ」
「リボーン!いつまでダメツナって呼ぶんだよ!」
「ダメツナはダメツナだ」
今度の問題はツナ1人では無理だ。
それに…冗談抜きであいつに修行をさせる必要が出てきそうだな。