BATTLE ROYALE in Lightning eleven+2
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「バトルロワイアル法?」
「おもしろい案を出すんだね…」
その、薄暗い部屋のなか不敵に笑うのは誰かは分からない。
「で、実行するに当たって総理の許可は取ったのかい?」
「ご安心を、総理は…変わりますから」
「ふん、まぁ厄介払いも出来たってことか」
しかし、それが誰なのかは問題ない。
「で、それはまずどの団体でスタートするのかな?」
「そうですね、参加するのは日本中に今注目されている団体で年齢的にも適当なのは」
「…………イナズマジャパンか」
何故なら、その話をするのが誰かという問題より、その団体の名前こそが問題だからだ。
イナズマジャパン、つい先日FFI二連覇を成し遂げた少年サッカーチーム。
「今年のメンバーでいく?それとも…」
「去年のメンバーも含めましょう。
そちらの方が我々としても面白い」
「では、今日はこの辺りにするか。
詳しい企画書の提出を待ってくるように」
「かしこまりました」
そして、……戦いは、始まった。
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