恋に落ちた海賊王 夢小説U
□淡い期待
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『…』
ハヤテ「な、何だよ。人の顔じっと見て…何か文句でもあんのかよっ」
『ツンデレですね』
ハヤテ「はぁ!?」
『真っ赤な顔でそんな事言って…』
ハヤテ「〜!ば、馬鹿にすんなよ!?」
『馬鹿になんかしてません。
…"時"はすごいですね』
ハヤテ「何だよいきなり、」
『…私、最初は貴方の事が嫌いでした』
ハヤテ「…」
『何か生意気だし、金髪だし。負けず嫌いだし俺様だし。一遍その鼻へし折ってやろうかと思ってました。
…でも時が経つに連れて、段々と可愛く見えて来まして…、今ではもうすっかり仲間意識が確立し、貴方の事も好きになりました』
ハヤテ「っ…、す、好きって…」
『あ、安心してください。特別好きなわけではありませんから。ちゃんと仲間として、他のクルーと同等の好意を抱いたという事です』
ハヤテ「………。期待させるような言い回しすんじゃねぇよ」
『はい?一体何にどんな期待をしたのですか?』
ハヤテ「っ、何でもねぇよ!」
淡い期待
「いつもいつも紛らわしい事言いやがって…ムカつく!」
『ハヤテさーん、一体何に期待したんですか?』
「うるせー!!」
End.
20120107.