恋に落ちた海賊王 夢小説

□誤解
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『ナギさん、すいかが食べたいです』


ナギ「…あるよ」


『…あ、違う。
西瓜ではなく、酢烏賊です。酢イカ』


ナギ「まぎらわしいな」


『あ、ナギさん すきです』


ナギ「…は?」


『鋤…何でここにあるんですか?』


ナギ「…知るか!」


『な、何で怒ってるんですか…』










シン「オイ 紫桜。俺がお前のことを好きだと言ったらどうする?」


『は…。…ありがとうございます、と言います』


シン「それだけか?」


『はい』


シン「つまらねぇな。…なら、キスを求められたらどうする?」


『求められれば拒みません』


シン「ほう…。キスより先の事でもか?」


『はい』


シン「…、それは誰に対しても?」


『まぁ、嫌いな人でなければ』


シン「…気に入らねぇな」


『はぁ、』


シン「お前、俺以外の男に あまり近寄るなよ」


『…てゆーか、何故いきなりこんな話に?』


シン「…お前、さっきナギに告白してただろ」


『はい?』


シン「好きだって言っていたのを聞いた」


『…あぁ、鋤がどうしてここにあるんですか、と尋ねました』


シン「は?鋤?」


『はい。“好き”ではなく“鋤”と』


シン「…まぎらわしい会話してんじゃねーよ!」


『何で怒ってるんですか…?』










誤解



『何か、一方的に誤解されて一方的に怒られました…』

ソウシ「みんな紫桜ちゃんが好きなんだね」

『何でそうなるんですか?意味が分かりません…』





End.
20110618.

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