『罪と囚シリーズ』―螺旋の刺


罪の味は甘く。
恋の味は苦い。

初めて貴方を瞳に入れた時… 
運命の輪は廻った。

それは…
歪な形までに、美醜漂う造形を生み出す螺旋。


誰が天使と魔族が恋に堕ちると想像出来るだろうか。
当時の自分ですら描かなかった物語。純潔が象徴の天使が、神の寵愛を受けている七大天使が…。
下界に降りた時に出逢ってしまうとは、運命も酷い事をなさる。彼が魔族でなければ、苦しむ事も、自分に嘘を付く事すら無かっただろう。
あの日、あの瞬間、私と彼の出逢いが歪な歯車を廻してしまったなんて知る由も無かった。

七大天使が一人ウリエルは魔界帝国侯爵ゼウダーを想い、嘆き、叶いはしない運命に儚いもどかしさを感じていた。

※性描写、血要素、グロい表現がされる部分もあります。苦手な方は、ご遠慮下さい。

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