青の祓魔師
□第01話
1ページ/2ページ
『お前は今日からここの生徒として祓魔師の塾に通ってもらう―――』
そういわれて数時間がたつ
教室には数人の人がいた、
わたしを含めて―――――――
一人の男の子が扉を開けて
「奥村燐だ」
といいながら入ってくる
まだあったばっかりなのに
あの人と雰囲気がいていることに気づいた
あの人に―――――
そう考えていると
なんか騒がしくなっていた
どうやら燐という人と奥村先生が言い合っている
雪男
「皆さん、すいませんが席を外してもらいませんか?」
その指示に従って教室の外に出る
坊
「なんやねん、あいつ!」
子猫丸
「落ち着いてください、きっと訳があるんですよ」
志摩
「子猫丸の言う通りや、冷静になれや」
坊
「…」
志摩
「そういえば君、外人さんちゃいます?」
―――
「…」
志摩
「なぁ、名前教えてくれへん?」
――
「…」
坊
「怪しいまれとるぞ!つか、最初に名乗れや」
志摩
「そうやな、忘れとったわ♪僕は志摩ゆうんや」
―――
「…ク………」
坊
「聞こえへんやろ!!!」
子猫丸
「怖いですよ、坊」
志摩
「すまん、もう一度言ってくれへん?」
―――
「……クレア………ラミアス」
志摩
「ええ名前やな♪クレアちゃんって呼んでもええか?」
クレア
「…」
坊
「お前、下心みえ………」
バン!
坊
「…!」
子猫丸
「なっ、なんかすごいことになってません?」
志摩
「兄弟けんか…って言うのも、派手すぎちゃうやろか…」
全員が沈黙した
入るべきか、入らざるべきか―――
クルア
「…いかなくちゃ…」
全員
「!!!」
坊
「お前、何いうてるんや!!」
子猫丸
「そうですよ、クレアさん!!もし、なにかあってまきこまれたら…」
クレア
「わたしは…みんなとは違う!!」
坊
「待てや!」
クレア
「はっ、離して!!」
志摩
「…しっ!……静かになったで…」