うぃっしゅ ふぉー しゃいん

□プロローグ
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あぁ、なんでこうなったのかしら…。






状況と私の頭を整理するために私の昨日の行動を振り替えってみましょう。

朝、起きて、着替えて、朝ごはんを食べて、支度その他諸々をして登校。
普通に授業を受けて、昼に自作のお弁当を食べて、また授業を受けて。
得意科目である英語の抜き打ちテストでは満点を取って「やった、さすが私♪」とか若干調子に乗った。
そして放課後、好きなマンガ『Reborn』の発売日だったから本屋に行って早速購入。
晩御飯、お風呂その他諸々を済ませた私はベッドに直行。
そして寝っ転がりながら今日買った『Reborn』の新刊を読んで、読んで、読み直してから寝た。
ちなみに好きなキャラはヒバリさん。
ツンデレだよね。
てか普通にカッコイイよね、ね!(←誰に同意求めてんの!by白藤)
まあ私の趣味は置いといて、昨日の行動はこんなもん。

ごくごく普通な私の日常。
今日も、そして明日もこんな日が続くことを疑いもしなかった。


だいぶ冷静になったところで、今の状況をまとめてみましょう。

赤ちゃんの泣き声が聞こえる。
白っぽい服を着た、多分お医者さん、赤ちゃんの母親らしき人、そして父親らしき人が見える。
何か喋ってるけど何言ってるか解んないから日本語でも英語でもないハズ。

そして私。
私は驚くべきことに一糸まとわぬ姿。
体が動かないどころか、まともに言葉を発することすらできない。
やたらプニプニした手足。

フフフ、私は冷静、いたって冷静、冷静沈着の代名詞である千冬ちゃんよ?
その千冬ちゃんがこの状況をわかりやすーくまとめると……

私、赤ちゃんになってる!!
 

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