08/23の日記

23:54
ねこ耳千冬!
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どうも、白藤です!
24からのネタ、「ネコ耳のちび千冬が「ご主人様のこと、大事に思っています」と言っています。壁に押さえつけると小さく声をあげるでしょう。」です。
ところどころ改変してます。
今回は司会:白藤、キャスト:千冬、ジョット、Gでお送りします!


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千冬はボンゴレの屋敷内にある医務室にいた。
すると目に入ったのはラベルの無い小瓶。

手にとって見る。

『透明の液体、匂いも無い。
誰かの直し忘れかしら?
でもラベルがないとどこに戻したらいいかわからないわ。』

じぃっと見ていた千冬はある決意をする。

『なめてみよう。
ある程度の毒物なら既に私は免疫があるから大丈夫でしょう。』

そう言って一舐めしました。


ボフン


そんな音と共に煙に包まれた千冬。
やがて煙が晴れたころ。

『な、なんなの、これ?!
視線が、てか私の身長が・・・!』

いたのはちっちゃい千冬だった!
しかもただちっちゃくなっただけじゃない、ねこ耳とねこしっぽまでついている!

『し、信じられない。
しかも服まで縮むなんて、なんて都合のいい薬なのかしら。
こんなマンガみたいなこと、トリップだけで十分よ!』

よかったね千冬、ちゃんと服まで縮んで!
ここはマンガなら服がぶかぶかだー、ってなるところよ。
まぁジョットにとっては残念かもしれないけど。

『なんでジョットがでてくるの!
ていうかこんな姿、絶対に見せられないわ!』

コンコン

ドアをノックする音。

「千冬、今変な音がしたが大丈夫か?」

『ジョット?!
だ、大丈夫!
だからこないで、絶対に扉を開けないで!!』

「千冬、声が揺れている、ただ事ではないな!
何があった!」

ガチャッ

「・・・・・・」

『・・・・・・』

「千冬!」

『キャッ』

感極まって千冬を壁に押し付けるジョット!

「どうしたら耳やしっぽが生えるんだ?!」

キラキラした目で千冬を見るジョット。
途端呆れ顔になる千冬。

『それを知ってどうするつもり?』

「おれもする!」

どうやら純粋に耳としっぽにご執心の様子。
もはや呆れで物言えぬ千冬。
千冬はこんな姿になってすごく困ってるのにね!

千冬が言いそうにないから私が言うね!
ジョット、そこにある小瓶の中の液体を飲めばいいのよ!

「!そうなのか!」

『ちょ、ミレイ、なんて余計なことを!』

迷い無く小瓶を手に取り中身を一口飲むジョット。

ボフン

再び同じような現象。
煙が晴れて、現れたジョットには・・・
犬耳と犬のしっぽがついていた。
もちろん小さくなっている。

「千冬!」

がしっと千冬の手をつかむジョット。

『な、何よ。』

「お昼寝しよう!」

『・・・は?』

ジョットの耳はぴんと立ち、尻尾はぶんぶん揺れている。
目はキラキラしている。

「だからお昼寝だ!
今から日当たりと風通しのいい場所を探しに行くぞ!」

『え、私この姿で出歩きたくない、』

「さー行こー!!」

『ちょ、引っ張んないでよ!』

こうして千冬はジョットにずるずると引っ張られていきました。



時間軸でいうとその少し後、Gはジョットを探していた。

「あいつどこ行きやがった、まだ書類が残ってんのに!」

いろいろな場所を探してたどり着いたのが庭だった。
そこで見たもの。
それは小さく、獣耳と尻尾のついた千冬とジョットが寄り添って大きな木の根元ですやすやと眠っているところだった。

「・・・なにしたらこうなるんだ。」

苦々しげに吐き捨てたGは屋敷へと戻った。
数分後に戻ってきたGの手にはバスケットと柔らかなタオルが二枚。
Gはバスケットにタオルを一枚敷いて、二人を起こさぬようにそっとバスケットの中に移す。
そして二人の上にもう一枚のタオルをかける。

「全く、手の掛かる二人だぜ。」

でもそう言うG、微笑んでません?

「うるせぇよ、ミレイ。」

ちなみにその二人はとある薬品によってそんな姿になったのよ。

「その薬品って何だよ。」

ひ・み・つ!

「おい!
なんつーいい加減な、」

じゃあ二人のことは任せたわ!

「丸投げすんな!」

ということで今回の事件は終わり。
ちなみにGが二人を移動させたのはいろいろな危険を考慮してらしい。
苦労人ね!

「うるせぇよ!!」


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終わらせ方が無理やりですね、すみません。
じつはもう一つ違うバージョンを書こうとたくらんでます。
これがお気に召した方はそちらもどうぞ!

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