テニスの王子様book@
□【青学×四天宝寺storyA】 テニス部マネージャー頑張ります!
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「おーい、名無しさん〜!」
『はい!』
「名無しさん先輩〜」
『はぁーいっ!』
「名無しさん、ちょっといいかぁ?」
『は、はい、なんでしょう?』
マネージャーって、何?
マネージャーに任命された次の日からハードな仕事をこなしていた。
不「ふふ。名無しちゃん頑張ってるみたいだね。」
菊「へへーん。俺のお陰っしょ?皆感謝してにゃ〜?」
自慢気に語る菊丸に優しく微笑みを浮かべる不二。
桃「にしても…あれじゃ名無しさんもすぐバテるっすよ?」
越「さっきから呼ばれてばっかで走り回ってるっすね…」
河「でも男ばっかりの中に女の子が一人でも居るって、なんか良いよなぁ」
越「あれ、一応竜崎先生も女っすよ?」
大「おい、越前一応はないだろ…」
乾「場の雰囲気が変わって部員達も少なからずやる気が出てる。良い事だ。」
海「…そういうもんすか…?」
名無しの働く姿を目で追い眺めながら各々告げる。
手「皆集合だ!」
「「はいっ!」」
手塚の声に部員達が一斉に返事をすれば手塚の元へ駆け寄る。
そこには顧問の竜崎が既に居た。それからマネージャーである名無しも駆け寄る。
手「竜崎先生」
竜「ん。皆に報告がある。ついこの前入ったばかりではあるがマネージャーも加わった事だ、近い内に他校との合同合宿を考えておる。」
「「ご、合同合宿?!」」
『合宿…?』
私はこの時何故か胸騒ぎにも似た胸のドキドキを感じていた。