テニスの王子様bookAshort
□もしもシリーズその@
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もしも彼と一緒にお風呂に入ったら…
─青春学園─
〜越前リョーマの場合〜
「俺、先に入るっすよ?」
『あ、待ってよー私も入るから』
「は?…何言ってんの?」
『あ〜リョーマ君もしかして照れてる?』
「い、いや…別に…そんなんじゃ、ないっす」
『んじゃ良いじゃんっ』
「えっ、ちょっと…!?」
─バスルーム─
『温かいね〜』
「……」
『リョーマ君?』
「…ねぇ、あんまり見ないでくんない?」
『え?…あーやっぱり照れてるんだぁ〜可愛い〜』
「ち、違うって…あ!ちょっと、そんなにくっ付かないでって……はぁ…」
『あ、やっと諦めた?』
「…諦めたんじゃなくて呆れてるだけ…もう俺上がる…」
『え〜…つまんない』
「楽しむ為に入ってる訳じゃないっすよ」
『もう少し入ってようよ〜』
「アンタだけ入ってれば良いじゃん。俺は上がるから」
『えぇー……リョーマ君冷たいなぁ』
「……」
実は照れ過ぎて、ほとんど名無しの事を直視出来ずにいた越前だった
*end*