テニスの王子様bookAshort

□王子様とハロウィン!!
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私は氷帝学園2年の名無しさん名無し

今年のハロウィンは何故だか合同で開かれる事になったようで

私と友達数人は買い出しに向かっていた







優「あーあ、何で買い出しうちらなわけ?」

カナ「仕方ないって。皆忙しいわけだしさ」




友達の優とカナ

同じクラスで一番仲が良い

そんな二人と先を歩きながら愚痴を零す

他の友達も私達の後ろを何やら会話をしながら続いて歩く







優「ところでさ、この主催って跡部様なんでしょ?」

『ん?そうらしいね』



優に振り向き返答した私



カナ「跡部様も凄いよねー。よくこんな大それた事を」

『確かにねぇ』

カナ「それも他の学校の人も来るんでしょ?しかもテニス部が」

優「そうそう!てかイケメン揃いだよね〜他校のテニス部員も」

『あ〜優ってば、それ目当てなんでしょ?』

優「ははっ。バレた?」





そんな会話をしながら目当てのお店に辿り着いた

私達3人と他の3人とで別々に店を回る事にした








優「おっ。この衣装良くない?」

カナ「えー、趣味悪いし」

優「は?ならカナならどれが良いと思うの?」





私達のクラスで着る衣装を選んでいた私達

そこへ






「…なんや、自分らも買い出しか?」

優、カナ「「あっ!忍足先輩!」」

『お疲れ様です。先輩もですか?』





私達の背後から現れたのは忍足侑士先輩だった

ちょっと面倒そうに現れた先輩に同情した




侑「せや。ほんまにあいつの思い付きは大概にしてほしいわ」




溜め息混じりに目を伏せて言った侑士先輩





「おい、結局何に決めたんだよ侑士」

侑「なんや岳人、自分探しとったんちゃうんか?」



侑士先輩の背後から現れたのは向日先輩だ

何やらイラついた様子の先輩




優「向日先輩も買い出しだったんですか?」

岳「俺も買い出しで悪いのか?」

優「い、いえ…」

侑「後輩に八つ当たりしてどないすんねん。怯えてるやろ」

岳「うるせぇ。俺は今イラついてんだよ」

侑「まだ根に持っとんのか」




私の側に居る侑士先輩の溜め息混じりな言葉に首を傾げた

それに気付いた侑士先輩が私に視線を向けた




侑「この買い出しメンバー決めたんは、くじ引きやねん」

『あぁ、なるほど。それで…』



納得した私は侑士先輩と一緒に向日先輩に視線を移した




岳「…なんだよ」

『!な、何でもありませんっ』





本当に機嫌が悪そうだ


その後何故か一緒に店内を回る事になった私達と先輩達




買い物をしている間に向日先輩も機嫌が良くなり優とカナとも楽しく店内を見て回っていた








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