恋に落ちた海賊王:ハヤテ
□寒い海域
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恋人設定で
寒い海域での
ヒロインとハヤテのやりとりを
妄想してみました。
「寒い海域」
ハヤテ目線で。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「さみー!」
食堂にいた時はそれほど気にならなかったのに、外へ出たとたん体が凍えた。
「倉庫、すっごく寒いんですよねー・・・」
トワのげんなりした声に、ソウシさんが応えた。
「この海域にいる間、医務室のベッドを使ってもいいけど・・・」
「ほんとですか!?」
「条件は、1日1回アシスタントする事。」
「しますします!」
そんな二人のやり取りを聞きながら部屋に戻る。
倉庫の冷え込みよりはマシなんだろーけど、オレの部屋も相当さみぃ。
食堂に比べてやたらに空気が冷えているように感じた。
やっぱ人がたくさんいる方があったけーのかな。
そんな事をぼんやり思いつつ急いで風呂の準備をして、シャワー室へ駆け込んだ。
あったまってさっさとベッドにもぐろ。
シャワー室から戻っても、☆☆はまだ帰ってきていなかった。
まだナギ兄の手伝い終わんねーのか。
ガシガシと髪を拭いて乾かして色々寝る前の準備をしているうちに、せっかくホカホカだった体がどんどん冷えていく。
慌ててベッドにもぐりこんだ。
ベッドも冷てー!!
布団の中で足をこする。
くそーさみぃ!!
早くこの寒い海域抜けてくれ!!
そうこうしてるうちにだんだんと体温でベッドの中が快適にあたたまってくると、自然にウトウトしてきた。
「あれ?ハヤテもう寝てるの?」
☆☆の声でハッと目が覚める。
「さみぃからあったまってんの!」
いつの間にか寝てたけど・・・
「じゃあ私ももうベッドに入ろーっと。」
そう言って☆☆がベッドにもぐりこんできた。
「うわッお前足冷て!!」
「ハヤテあったかーーーい。」
冷えた体の☆☆が入ってきて、快適だった布団の中の熱が一気に奪われる。
「はー生き返るー。」
「さみぃ!!」
☆☆の笑い声が頬をくすぐる。
「お前風呂で体あっためてきた方が良くね?」
半分照れ隠しでそう言うと、☆☆がちょっとしょんぼりした。
「私今日シャワー室の順番最初だったから、ご飯前に入っちゃったんだもん。さすがに1日2回も入ったら勿体無いよ。」
☆☆がもぞもぞとくっついてくる。
「ハヤテがあったかいから大丈夫。」
「オレは寒いっつの!」
悪態つきながらも、二人で狭いベッドでくっついていると気持ちが良かった。
一人布団にくるまるより断然あったかい。
・・・寒い海域も、悪くねーかも。
END
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
冬の布団は冷たいよねッ!
って事で妄想してみました。
冬の船内って、
どうやって暖を取ってるんだろう・・・
2012-01-15 (Sun) 00:07
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