恋に落ちた海賊王:番外

□拍手小話5 6月24日 HAPPY♪BIRTHDAY
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web拍手御礼小話5
「6月24日 HAPPY♪BIRTHDAY」


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


トワ
「わぁ、豪華ですね!」

ナギ
「食後のデザートだ。」

ハヤテ
「デザートなのに
もうテーブルのど真ん中に置くのか?」

ナギ
「食事の前にケーキのろうそくを吹き消してもらうんだ。」

トワ
「いかにも誕生日パーティーの始まりって感じでいいですね!」

シン
「ところで、お前だけプレゼントの包みが見当たらんが・・・」

☆☆
「あ、私・・・実はこの前の港町で用意出来なくって・・・」

ハヤテ
「はぁ!?
お前まさかソウシさんに何も無し!?」

☆☆
「いえ!
それはさすがにあんまりなので、自作の券を・・・」

トワ
「券?」

ハヤテ
「肩たたき券とかか?」

リュウガ
「父の日じゃねぇんだから。」

☆☆
「お手伝い券です。」

ナギ
「お手伝い券・・・」

☆☆
「はい、何でもソウシさんの言う通りお手伝いをするっていう券です。」

リュウガ
「それはマズイ!」

☆☆
「え?」

ナギ
「よく考えろ、それはつまり何でも言う事を聞く、という事じゃねーか!」

☆☆
「そ、そうですよ?
そのつもりですけど。」

トワ
「そんな!」

リュウガ
「☆☆、もっと自分を大切にしろ!」

シン
「これだからガキは恐ろしい。」

ナギ
「お前、1日裸にエプロン姿でいろと
言われたらどうするつもりだ。」

☆☆
「ええ!?」

ハヤテ
「その券、1回限りか?」

トワ
「10枚綴りとかは危険すぎますよ!」

☆☆
「え、えと、1枚だけですけれど・・・」

リュウガ
「なんだ1枚だけか。」

☆☆
「はい・・・。
渡した時から24時間有効です。」

全員
「24時間!?」

☆☆
「ほんとはお誕生日当日のみ有効
にしようかと思ったんですけれど、
それだと、渡してから結構時間が短いなぁって思って・・・」

ナギ
「24時間何回でも何でもドクターの言いなりになるってのか。」

リュウガ
「もらう側はこれ以上ない魅力的な券だぞ。」

シン
「しかしあまりに危険だ。」

トワ
「そうですよ!
☆☆さん、今からでも、書き直してください!」

☆☆
「ええ!?」

ハヤテ
「但し、仕事に限る!
って一文を付け加えたらどうだ?」

ナギ
「もっと内容を特定出来るものに変えた方がいいんじゃねーか?」

トワ
「例えば、医務室掃除券とか!」

ナギ
「そうだな・・・
その方が悪用されにくい。」

ハヤテ
「いっそ、ビーカー掃除券とかにしたら?」

☆☆
「そ、それは限定しすぎじゃ・・・」

シン
「いや、それくらい念を入れておいた方がいい。」

リュウガ
「24時間有効ってのは取り消しだな。」

トワ
「そうですね!
お誕生日当日のみ有効に変えましょう。」

☆☆
「で、でもそれじゃあ、全然感謝の気持ちが伝わらないんじゃ・・・」

ハヤテ
「ソウシさんが来る前に早く書き換えろよ!」

ナギ
「誰かペン持ってねぇか?」

シン
「ここにある。」

トワ
「さすがシンさん!」

リュウガ
「ハヤテ、戸口に立って見張りしてろ!」

ハヤテ
「アイアイサー!」

☆☆
「・・・ああ、券が・・・・・・」







END


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


お粗末さまでした。



掲載2012-07-29〜2013-01-26


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