恋に落ちた海賊王:番外

□拍手小話7 お兄ちゃんはツライよ
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web拍手御礼小話7
「お兄ちゃんはツライよ」


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


☆☆
「あのー・・・ナギさん、
ちょっと良いですか?」

ナギ
「なんだ?」

☆☆
「私、明日から、
食事の量を少し減らしたいんです。」

ナギ
「今よりもか。」

☆☆
「はい。」

ナギ
「・・・食欲ねぇのか?」

☆☆
「食欲はあるんです。
あるから困ってるんです。
ナギさんのご飯美味しいから、つい食べ過ぎちゃって・・・」

ナギ
「今でもかなり少ないと思うが・・・」

☆☆
「お願いします!
私少し痩せたいんです!!」

ナギ
「・・・それ以上痩せんのか・・・?」

☆☆
「実は、
・・・最近ハヤテが少し痩せて・・・・・・」

ナギ
「あぁ、そういやそうかな。」

☆☆
「私だけ太りたくないんです。お願いします!」

ナギ
「・・・・・・まぁ、いいが・・・。
無理な減量はするなよ?」

☆☆
「はい!よろしくお願いします!」




ハヤテ
「なぁ、ナギ兄・・・ちょっといい?」

ナギ
「今度はお前か。なんだ。」

ハヤテ
「☆☆の飯、明日からちょっと多くしてやってくんねー?」

ナギ
「・・・なんでだ?」

ハヤテ
「なんか最近、あんま食ってねぇみたいでさ・・・」

ナギ
「・・・ああ、まぁ、・・・そうかな。」

ハヤテ
「それなのに仕事は増やしててさ。
あいつそのうち倒れねーかと思って心配なんだよ。」

ナギ
「・・・そうか。・・・・・・・・・。
・・・・・・ハヤテ。」

ハヤテ
「ん?」

ナギ
「☆☆に一言、
もう少し肉がついたら最高に好みだ!
って言ってやれ。」

ハヤテ
「・・・ほぇ?」

ナギ
「美味そうに食う顔が最高に好きだ!
も良さそうだな。」

ハヤテ
「なにそれ。」

ナギ
「いーから言っとけ。」

ハヤテ
「わかった、言っとく。」

ナギ
「忘れんなよ。
あと、お前は今日から毎日寝る前にこっそり厨房に来い。」

ハヤテ
「え?なんで?」

ナギ
「お前にだけ、内緒で特別に
試食してもらいたい新作があるんだ。」

ハヤテ
「マジで!?ラッキー!!
絶対行く!!
ナギ兄の新作か〜楽しみだなー♪」




ナギ
「・・・・・・・・・。
寝る前に物食えば多少は肉がつくだろ。
・・・夜までに新作とやらを考えておかねーとな。」







END


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

お粗末さまでした。


掲載2013-05-31〜2013-06-17


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