恋に落ちた海賊王:番外

□拍手小話8 ハグ
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web拍手御礼小話7
「ハグ」


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


ソウシ
「ねぇハヤテ、ハグって知ってる?
ハヤテの故郷付近では盛んだって聞いたんだけど。」

ハヤテ
「ああ、知ってますよ。
挨拶の一種っすね。」

ソウシ
「挨拶?」

ハヤテ
「そうっすよ。やってみます?」

ソウシ
「え?どうやって?」

ハヤテ
「どうやってって・・・
じゃあ、ちょっとソウシさん向こうから歩いてきてください。
オレとソウシさんが友達で、道で会ったっつー設定ね!」

ソウシ
「うん。」

ハヤテ
「じゃあいきますよ?
おーー!ソウシさん久し振りぃ!
元気かよ?
(ぎゅっ)
・・・みたいな感じです。」

ソウシ
「なるほどね・・・。」

ハヤテ
「?どうしたんすか?」

ソウシ
「ん?いや、挨拶は大事だよね。
シリウス内でも挨拶はハグって事にしたらどうだろう。」

ハヤテ
「いいっすけど・・・
いちいちめんどくさくないっすか?」

トワ
「あれ?お二人でどうしたんですか?」

ソウシ
「やぁトワ。今日も元気そうだね。」

トワ
「え?はぁ・・・え!?」

(ぎゅっ)

ソウシ
「トワ、ハグだよ。」

トワ
「ええッ!?
何故このタイミングで!?」

ハヤテ
「うーん、なんか変だ。」

ナギ
「何やってんだお前ら、暑苦しい。」

ソウシ
「やぁ!ナギ、今日のお昼は何かな?」

ナギ
「今日の昼は・・・、ッ!?」

(ぎゅっ)

ソウシ
「ナギもハグしてくれなきゃ。」

ナギ
「いや、おかしいっすよ!」

ソウシ
「だって、ハヤテがハグは挨拶だって言うから。」

ナギ
「ハヤテ・・・どういう教え方したんだ。」

ハヤテ
「うーーーん。
間違ってないはずなのに
なんでこんなに変なんだ。」

シン
「ドクター、資料を貸して欲しいんですが・・・」

ソウシ
「やぁシン!どんな資料?」

(ぎゅっ)

シン
「!?何してんですか、離れてください」

ソウシ
「シンもナギもつれないなぁ。」

ハヤテ
「やっぱ変なんだよなぁ〜」

トワ
「いや、だってずっと同じ船で寝食を共にしてるんですからハグの挨拶はおかしいですよ。」

☆☆
「あ、皆さんここにいらしたんですね、探しましたよ〜」

ソウシ
「やぁ!☆☆ちゃん、
今日も一段と・・・」

ナギ
「!」

ハヤテ
「☆☆!」

シン
「ドクター!資料を!!」

ソウシ
「え?ちょっと・・・、
シンそんな引っ張らないで。」

トワ
「・・・シリウス内でハグはやっぱり無理だ。」







END


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

お粗末さまでした。


掲載2013-06-18〜2013-08-27


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