君と私の繋がり

□7・好き、より強く貴方を想う
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私達は硬い絆で結ばれてる




君はそう、俺達に言ったよね






今でも信じてるよ。









───大好きな君の言葉だから…















亜優が帰って、俺達はチビちゃんと藍と合流してドコかに食べに行くことになった。







「どこ行くー?」

「河村寿司ー!!タカさんが握った奴ね!」

「い、いきなりの無茶ぶりだね、藍」

「2代目河村寿司大将、お願ーい!!」









手をあわせて懇願する藍。








5年前は、藍と一緒に亜優もお願いしてたんだよね。








「仕方ないなぁ。」

「やったぁッ♪」








ピョンピョン飛んで喜ぶ藍。

そんな藍の頭を撫でる不二。







こんなに2人が羨ましかった事…あったかにゃぁ…?









「英ちゃん、いこー?」

「え、う、うん!」





俺の手をグイグイ引っ張る藍。











手、痛いにゃ………。


そんなに力一杯引っ張らなくても……。








不二に助けを求めようにも、不二はチビちゃんとおチビのとこにいっちゃってて助けてもらえない。







仕方ない…我慢だにゃ。













「………英ちゃん。」

「なにー?」

「亜優とさ…一緒に居たかったでしょ?」

「……へ?」









突然、藍が俺の手を離して立ち止まる。






「どして、そう思うの?」

「………5年前…私達が中3の時。
卒業式に亜優に告白しなかった?」

「…………!!」








なんで、藍が知ってるの……?














「亜優は……英ちゃんをフった。」

「………………」

「でも……勘違いしないでね。
亜優は英ちゃんが嫌いなわけじゃない。」

「え?」

「ホントは英ちゃんに告白されて亜優は嬉しかったんだよ。
亜優も英ちゃんの事、大好きだったから。」











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