最初にみとくとよくわかる序章

□序章
1ページ/1ページ

此処は何処なんだろうか・・・

目に見えるのはあたり一面真っ白な世界・・・
           と
あたり一面真っ黒な世界・・・
どうやら俺を真ん中にぱっくり二つに割れている。□俺■(具体的には黒と白が「俺」に食い込んでる感じ)
男「(どうしてこんなことになったんだろうか・・・
確か俺は家に居ても暇だし、外に出ても暇だし、友達と呼べる人もいないからそのまま寝たはず・・・、そうか、夢か。
そうと決まればさっさとこんな気持ちの悪い世界とはおさらばしようじゃないか。)」
そう男が思うと頬を思いっきりつねった。痛い。
男「(どういうことだ?やっぱり頬をつねるなんてただの迷信でしかなかったか・・・)」
そうどうでもいいことを考えていたら目の前が不気味に光った。
男が目を開けるとそこには・・・




おっさんがつっ立ってた。



男「おっさん誰よ?」
おっさん「ワシか?ワシは王邪を司る王者、オージャじゃ。」
男「ダジャレかよ、っつっても俺が聞くと『オージャを司るオージャ、オージャじゃ』としか聞こえないんだが・・・。」
オージャ「ところで若造よ、お主名は何と言う?」
男「(無視かよ・・・)俺か?俺は佐々木プロフェッシモ小太郎だ。」
オージャ「随分と狙ったかのような名じゃのう。」
佐々木「俺もそう思う。」
オージャ「若造よ、お主は何故ここに居るかわかるか?」
佐々木「俺が知るかよ、知ってたらそこから対処法を見つけるわい。」
オージャ「おぉ、よくわかったなぁ、どうやってここに来たかを知っていたら文字通り全世界、全パラレルワールドからお主が消え去ってたところじゃわい。」
佐々木「随分と危険だな!」
オージャ「冗談じゃわい。本当にどうして来たか知りたいか?」
佐々木「あぁ、知りたいね。」
オージャ「本当にか?」
佐々木「本当に。」
オージャ「ファイ○ルア○サー?」
佐々木「何度言わすんだよ!あぁ、フ○イナルアン○ーだよ!」
オージャ「そうか・・・なんで来たかは・・・と、言うよりワシが呼んだんだがな。」
佐々木「あ?呼んだ?俺を?何で?」
オージャ「?が多すぎるぞ、まぁ、簡単に言うとつまり。」
佐々木「(ゴクッ)」
オージャ「ワシはそろそろ死ぬ。」
佐々木「・・・へぇ・・・へ?」



つづく・・・

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ