リボ×テニ(長編)

□終わる時
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放課後、校内放送で私と赤也と仁王君が校長室に呼び出された。



なんだろう・・・?
赤也も仁王くんも一緒なんて・・・



そんなことを考えながら校長室に入るとすでに2人は来ていて私は1番最後。

それほど広くない校長室にはその部屋の主である校長先生と教頭先生、他校の生徒何人かと、40代位の恐そうな男の人もいた。



よく見ると他校の生徒はこの間の全国大会に出場していたメンバーで、確か氷帝の宍戸君、不動峰の神尾君、四天宝寺の白石君、遠山君・・・だったかな?




私もだけど、みんなも今の状況を全く理解していなそうな顔をしていた。


記憶の糸をたどっていると、早速男の人が口を開いた。




「突然だが君達には本日付でそれぞれの学校を辞めてもらうことになった。」









・・・え?








なにを言っているんだろうか?





隣で赤也が「はぁ!?」とか言ってる。

初対面の人に対して失礼だよ・・・






いや、そうじゃなくて。





とりあえず私たちはその続きを聞いた。






「実は・・・」


私たちは1時間位話を聞いた。





まず彼は中学テニス協会の会長だということ。


中学テニス協会がマフィアと裏で繋がっていること、


マフィア側の代替わりの年に戦闘の補佐役として全国の中学テニス部員から要求された人数をマフィアに入れること。

選抜基準はプレースタイルや性格などからということなどだ。
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