リボ×テニ(長編)

□そのとき彼らは
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―並盛町・沢田家―


「えっ!?メンバーを増やす!?」



イタリア各地で有名なマフィア、ボンゴレファミリーの十代目、沢田綱吉はその門外顧問チームであるバジルに告げられ驚きを隠せなかった。



「はい。先日イタリアに戻り活動報告をした際に親方様より伝えられました。沢田殿、落ち着いて下さい!これはボンゴレの代替わりの年に必ず行う重要なことなのです。」



「ボンゴレの代替わり・・・ってゆうかやっぱり入るのはヴァリアーみたいな人たちなの?」



綱吉は一瞬にして浮かんだかなり多くの疑問の中から特に気になることを尋ねた。

ボンゴレは様々な個性派揃いのファミリーではあるが、自分達とこれから一緒にやっていく仲間なのだから、素性はやはり気になるのである。




「いいえ、国家とファミリーの掟により新しく迎え入れる方々は日本中で活躍なさっているスポーツ選手です。しかも年齢制限もあって、代替わりしたファミリーの幹部と同世代でなくてはいけません。」



「それって、俺達と同じ中学生ってこと?しかもスポーツ選手ってことは一般人なんじゃないの?」



「その通りです。今頃これから入る新しい仲間達にも説明をしていると思うので、明後日にはこちらと合流するでしょう。」



「ちょ、ちょっと待ってよ!そんな急な話なの!?それと一般の人達入れるのはどうなんだよ!獄寺君とか山本にも説明しなきゃだし、え!?、俺どうすればいいの!?」



「沢田殿、落ち着いてください。大丈夫ですよ、獄寺殿や山本殿含めファミリー全体に何らかの形でこの話が伝わっていますから。もちろんヴァリアーやキャバッローネのディーノ殿にもです。」



「そうなの!?(さすがボンゴレ・・・;)えっと、じゃあ俺達はまず何したらいいのかな?」




「そうですね、まずは荷物を詰めてイタリアのボンゴレの地下基地に行きましょう!これからはそこで修行をしながら生活します!」































・・・え?




「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」





END
 

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