08/08の日記

23:07
ご無沙汰しております
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みなさんお久しぶりです。溶けるような暑さですね。

ようやくテストも終わり、やっと一息付けそうです。


いよいよお引越しが10日で完了しますね。内容は全く引っ越せてませんが…f^_^; URLは当日にお知らせします。

さて、8月8日。そう、レッドさんのお誕生日です+゚。*(*´∀`*)*。゚+ 
原点にして頂点、伝説のお人!!(笑)

ssを書く暇がなかった、てかテストでいっぱいいっぱいで忘れてた……←
なのでミニをこの一つ下の記事に。
わたしには珍しく、会話があまりないです。いや、「」にしてないだけでちょこちょこ喋ってます(笑)あ、はっきりと名前を出してないや…でも誰と誰の話か分かる…はず!!←


よかったらご覧ください(*´∀`*)




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23:01
今を
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「楽しそうでしたね」


黄色いポニーテールを揺らし、彼女は微笑んだ。
どのことを言っているのか言わずとも分かる。

もちろん、と答える代わりに彼女に見えるように口角を上げた。


相手のイワークが倒れ、勝敗が着いた。ピカが振り返ってにや、と笑う。
相手は岩と電気だからタイプ相性が良いからと油断したのだろうか。
甘い。
タイプ相性ももちろん大切だが、それだけじゃ勝てないのがバトルだ。こちらもそんなことは想定済みだ。

お疲れ、とピカをボールに戻し、相手と一言会話をし彼女の元へと足を向けた。
大きな木に寄り掛かり、大きなスケッチブックを膝に乗せ絵を書いている。
名前を呼ぶと、ちょっと待ってください、と顔を上げずに言われてしまった。最後の仕上げをしているらしい。
分かった、と苦笑しながら答えて、隣に腰を降ろした。

雲ひとつない空を見上げて、青いなぁ…なんて呑気に考えていると、服の袖が小さく引っ張られた。そこに目をやると、大きな花の耳飾りを付けたメスのピカチュウ、チュチュが顔を覗き込んでいた。
どうした? と声を掛けると同時に、腰のボールがカタカタと揺れ出した。なるほどな、と笑いながらそのボールを開けると、待ってましたと言わんばかりの勢いでピカが飛び出してきた。2匹は仲良くじゃれ合いながら辺りを駆け回る。その様子を微笑ましく眺めながら、時折吹く心地いい風と髪を滑る鉛筆の音を聴いた。

数分経ち、隣からよし! と小さく声がした。どれどれ、とスケッチブックを覗き込むと、そこには先ほどまでのバトルの様子が描かれていた。

正確には、バトルをする自分の後ろ姿。

あまりにもかっこよかったので…と頬を僅かに赤くしながら彼女は言う。
そんな彼女の頭を撫でると、嬉しそうにくすぐったそうに笑う。かわいすぎだ、と小さくごちた。

ふと、絵の右下に何かが書かれてることに気付いた。
小さく、でもはっきりと。

『8.8 生まれてきてくれてありがとう』

「わ!?」
「プレゼントは、これでいいよ」
「えぇ!?」

ありがとうはこっちだ。

今 この幸せを感じて。

これからもその幸せが続くことをしんじて。

回した腕に祈りを込めた。




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