the Philosopher's Stone
□Beginning/始まり
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ホグワーツへ行く日。
伯父さん、叔母さんお兄ちゃんと駅まで行った。
ためらいながら教えてもらった通りに9と4分の3の壁を抜けると、シルバーブロンドの小父さんが伯父さんに話しかけてきた。
「これはこれはMr.リチャイナー。あえて光栄です」
その小父さんはマルフォイというらしい。
その名前は聞いたことがある。
確か伯父さんも伯母さんも魔法省に働いているが、純血一家で魔法省大臣にも気に入られている。そして純血命でマグルが大嫌いらしい。しかも自分より下っ端だと見下したり、と最低な奴だと伯父も伯母も言っていた。ただ叔母伯父は年上ではやく出世していて目上には態度が変わるのでいいようにしてもらっているらしい。
マルフォイ氏の周りを見ると、奥さんらしき人物と息子らしき人物がいた。
奥さんは同じくシルバーブロンドで目の下の隈さえなければ美人そうな顔に息子はマルフォイ氏にそっくりだ。
マルフォイ一家が去りハリーを探そうと360度回ってみてもいなく、伯母さんと無茶はしないと約束しお兄ちゃんと伯父さんに挨拶しコンパートメントに入った。