長編

□03
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「んーじゃ、まず躾からだね」

そう言うなりビリビリ!と服を破られた。
あまりにも非現実すぎて驚く間もなく呆然としていた。

そして下のスラックスと下着も取り去られた。

健康な色でスベスベしている肌が外気に触れ鳥肌が立つ。

「これ飲もうね〜直ぐに効いてくるよぉ」


「んぐ!…ッけほ、ごほっ」


男はそれは楽しそうにポケットからピンクの液が入った瓶をとりだし、私の口に流し込んできた。
一気に半分位飲まされたので咳き込んでしまった。


ニタニタと気色の悪い笑みを浮かべながら男達がこちらを見つめている。


「な、に――ッあぁ!?」
――どくんっと心臓が脈打った。
ぞくぞくと何かが身体中を駆け巡り、体がどんどん火照ってくる。

体や特に下半身が疼き今すぐにでも吐精したくて仕方がない。

こんな感覚初めてで言い様のない不安に襲われ体を震わせた。


「効いてきたみたいだね…」

「どーだ?気持ち良くなりたくてしょうがないだろ」

周りで男達が何か話しているが頭に霧がかかったように意識がぼぅっとして良く理解する気にもなれない。
それよりこの疼きから抜け出したくて。
体の中を暴れる熱を少しでも抑えるため足をもじもじと擦り合わせながら男達を見上げた。


――ゴク、と生唾を飲む音が聞こえ男達の手が伸びてきた。


「ひ、やあぁぁあん!!!!」

少し性器をやわやわと揉まれただけなのに、白濁を飛ばして達してしまった。


「エッロ…」

「これは我慢の練習が必要かもねぇ」


はぁ、はぁと息を整えているとギュっとまた勃ちあがっている性器の根本にゴムをつけられた。

「や、らぁ…!!」

いやいやと首を降るとぐっと性器を握られ激しく上下に擦られた。

それだけでも物凄い快楽が走るのに、他の男に乳首をくにくにと弄られ、また他の奴らは私の耳に舌を差し込みくちゅくちゅと音をたてたり、脇を舐めたりと好きなだけ暴力的な快楽を叩き込まれた。

しかもそれは薬によって何倍もに引き上げられている。


「やらぁぁぁあァッ!!!!うぁんッ!!イ、きたぃ"ぃぃぃ!!!!あぐ、ッぁああああああ―――!!!!」


叫びとも言える喘ぎ声を出し振り乱すガゼルはもう理性なんて構っていられなかった。



――まだこの地獄は始まったばかり。

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