メイン2(イナgo

□微熱に重ねた恋心を
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「狩屋…な、お願い!」
「嫌ですってば…!」

グイグイとユニフォームの袖を引っ張る先輩の頭を叩く。意地でも諦めようとしない先輩に何なんだこの人はと本気で思った。

部活が終わり汗を吸って重くなったユニフォームを脱ぎ捨てようとすると霧野先輩が後ろから覆い被さってきた。
首筋に顔を埋めクンクンと匂いを嗅いだかと思ったら舌を滑らせる。

「な…何すんですか!」
「あ、ヤバいかも」

思い立ったようにそう告げると俺の手を掴み自分の下半身のそこを触らせる。
「!」
「興奮しちゃった」

そこはズボン越しでも分かる位に勃起していた。身に危険を感じたので直ぐに手を退け退散しようとしたがぐいっと髪を引っ張られた。ねえ狩屋、と耳元で艶の含んだ声で囁かれピクンと肩が跳ねた。


「しつこいですよ先輩!」
そう言って腕を振り払ってやるとその腕は意外とすんなり外れた。やっと諦めたのかと頬を膨らませる先輩に背を向け帰ろうとするとダンッと肩を思い切り引かれる。

「ごめん!もう我慢出来ない」
「はっ…え?ちょ、ちょっと!」


反応する暇もなくユニフォームを中途半端に脱がされ鎖骨に噛み付かれる。
抵抗するといきなり後孔に指を二本突き立てられる。ググ…と内壁を押し広げて入ってくる指にぎゅう、と目を閉じる。

「ぅあ、ッ、んっぁあ!」
「狩屋可愛い…」

先輩の指がある一点を捉えた。ビクンと体が震え生理的な涙がじわりと浮かぶ。

「前立腺見っけ」
「ぁ、やッ、そこばっか…ら、め…!ふぁ!」

前立腺ばかりを押し潰す様にしたり引っ掻いたりされ体の奥底から押し寄せる快感に腰がひくつく。先輩は、はぁ…と余裕の無さそうな吐息をはくといつも思うが大きなソレを宛がう。

「っあ、早、く…しやがれッ、ん、ぁあああ!」

ズプズプと卑猥な音をたてて先輩のソレを受け入れる。所謂まんぐり返しの格好でナカを犯されてガクガクと体を震わせた。


「う、狩屋っ…」
「くぁ…ッあ、ひぃ!せ、んぱっ、も、ぁイく…!」

俺も、と一言呟くと腰を一層激しく動かす。
更にぐりぐりと鈴口を親指でされ頭が真っ白になる。
「ぁ゛っ、く、ぅぁあ…!ら、めッ!〜〜〜ッ!!」

声にならない叫びをあげ射精する。同時にびゅく、と霧野先輩の精液をナカで受け止めた。

…もう絶対に先輩の我儘はきかないと決心した狩屋だった。

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