メイン2(イナgo

□夢は一瞬で覚めるから
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俺は先輩の何なんだろう、とか。どう思われてるんだろうっていう疑問すら抱く事を放棄したこの頭は、体は、おかしくなってしまったのだろうか。


「ね、先輩、今日先輩んち行きたいです」

授業終了を知らせる鐘が鳴り、皆それぞれに帰って行く。
霧野先輩もまた同じく鞄に教科書を詰めて帰ろうとしていた。
一瞬驚いた様に目を開いた先輩は直ぐに俺といる時にしか見せない、妖しげな目付きで笑った。


「いいぜ」

霧野先輩はいつもはキャプテンと帰っているが、今日キャプテンは先生から資料纏めを頼まれていて遅くなるらしい。


2人で帰る道の途中何を話す訳でもなく、そのまま時間が流れて家に着いてしまった。
先輩の家には今両親が仕事で不在らしく、鍵を取り出しドアを上げると入って、と先輩の部屋にお邪魔させて貰った。

入った途端、後ろから背中を強く押され床に倒れ込む。後ろを振り向くと先輩が俺の上に跨がってきた。


「はっ…先輩はそれしか頭にないんですか?」
「これがして欲しくて俺んち来たのは何処のどいつだよ」


くっと顎を掴まれ上を向かされる。余裕な感じで目を細める先輩に腹が立つが、強ち間違いでもないその指摘に何も返せなかった。


「ほら、早く脱げよ」
「っ…分かってます」

見に着けていた制服を脱ぎシャツ一枚になる。
羞恥から身を捩るがなんの抵抗にもならなかった。
いきなり自身を強く握られ声を上げる。


「ひッあ!…痛、ッ」
「まだ何もしてないのにこんなにして、どんだけ期待してたんだよ」


くすりと浅ましい体を笑われ体中が熱くなる。
ぼう、とする頭で早く触って欲しいと考えていると先輩がそれに気付いたのか、強く握った自身をそのまま揉みしだき始めた。


「ふ、ッあぁ!…んぅ、ぁ!」

先走りが溢れ、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音がなる。
暫く自慰をしていなかった為か、何時もより気持ち良く感じて体に力が入らなくなり感じるままに乱れた。


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