メイン2(イナgo
□俺が君の全て、君も俺の全て
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イライラ…
『剣城君っノート見せて!』
『ねぇねぇ一緒にご飯食べなぁい??』
ムカムカ…
グイッ、俺は女子の集団に囲まれて焦っている剣城を引っ張り出して男子トイレへ向かった。
「…っちょ、松風!?」
剣城は意味が分からないようでどうしたんだと声を掛けてくるが、無視した。
――ダンッ
「…ッ!な、に」
なんだろう。
無性にイライラする。
剣城が女子に囲まれてるのなんて何回も見てたのに…
「剣城女の子に囲まれて満更でもなかったみたいだね」
ニコッと微笑みながらそう言うと剣城はその笑顔の裏にある想いに気付いた様で冷や汗をかいていた。
「別に、そんなんじゃ…、」
「言い訳なんて聞かない」
剣城の学ランを無理矢理脱がせてシャツの中に手を入れる。
すると剣城は俺が何をしようとしているか意思をくみ取ったらしく、バタバタと抵抗し始めた。
「や、めろ…!んぅッ!」
キュとぷっくり赤く腫れている乳首を摘みながら剣城の白くて妖艶さを醸し出している鎖骨に噛み付いた。
いつもなら甘噛みするぐらいだけど、今日はそんなのじゃ気が治まらない。
ギリギリと嫌な音が響く。
「う゛ぁ…!ッあ…いた、いぃ!」
剣城の鎖骨から口を離すとくっきりと噛み付いた痕が残っていた。
普通なら痛そうだな、とか罪悪感が湧く筈なのに今の俺はその痕を見て心が満たされていくのが分かった。
すると剣城が気まずそうに視線を反らした。
剣城の下半身を見てみるとそこは緩く勃ちあがっていた。
俺は笑みが隠せなかった。
――剣城はもう俺色に染まってるんだ。
他の奴等なんかに渡してたまるか…!
つぅ…とズボン越しに勃ちあっているモノを爪で挟むようになぞると剣城はビクビクと体を震わせた。
「あれ?なんで剣城こんなことになってるの?あ、もしかして痛いのに感じちゃったのかな?」
もう確信はしているのにわざと言葉で罵る。
でも俺の剣城は罵りさえも快感に変換していった。
「気持ち良くして欲しいよね…?」
耳元で舌を耳に這わせながらそう言うと剣城はびくりと肩をあげながらも頷いた。
「じゃあ、もう俺以外は見ないで」
―剣城が光を見いだせないまま頷くまで…後、3秒。