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□東方神起探偵団
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「最近名無しがおかしい」

ヒチョルヒョンのその言葉から始まった


ユノ「ヒチョルヒョン何言ってるの」

ジェジュン「名無し、別におかしくないよ」


名無しは東方神起のメンバー。東方神起の唯一の紅一点だ


ユチョン「最近ちょっと楽しそうなだけで他は特に、ねぇ?」

同意を求めるようにユチョンは隣にいたジュンスをみた



いきなり押し掛けてきたと思えばいきなり変な事を言い出したヒチョルヒョンを見ながらジュンスは言う



ジュンス「ヒチョルヒョンは何がおかしいと思うの?」



ヒチョル「この間、収録あっただろ?」
この間の収録、それは色々なK-POPアーティストが集まってきていた音楽番組のこと


FTislandやBIGBANG、ZE:AにBEAST、CNBLUEなどのアーティストが集まって歌を歌ったりトークをしたり、ゲームをしたりしたものだった



チャンミン「あー、はいはい
それがどうしたんです?」


ヒチョル「名無しを見てなかったのか!?
あーあ」


チャンミン「あなたが名無しをガン見しすぎなんです」


ヒチョル「名無しが好きなんだからしょうがないだろー」


ユチョン「わー…言っちゃった」
隣にいたジュンスは口元をおさえながらニヤニヤしていた


ユノ「ヒョン、とりあえず教えてよ」

ジェジュン「気になる」
気になっていたユンジェ2人がヒチョルに催促する





ヒチョル「名無しの隣にさ、BEASTいたでしょ?」

確かに名無しの隣にはBEASTが座っていた


ユノ「…それが?」


ヒチョル「名無しがBEASTのヨソプと仲良さげに話してたの見たでしょ!?」


ユノ「…え、それだけ?」
ヒチョル「違う違う!

しかもサッカーしただろ?」



ジュンス「楽しかった〜」


ヒチョル「そんときも、ずっと名無しとヨソプが2人で一緒にいたんだよ、


し、か、も!
名無しにボールが当たりそうになった時もヨソプが守ったんだぞ!」



チャンミン「…普通じゃないですか」


ヒチョル「いやいや、収録中もカメラ気にせず2人でずっと仲良く話してたんだぞ!明らかにおかしい!」


ヒチョルが言い終わったのと同時に玄関の扉が開く音がした





「ただいまー」




ユノ「名無し帰ってきた!」

何故か焦る東方神起+ヒチョル



そしてリビングへ入ってくる名無し


「あ、レラ様来てたんだ、いらっしゃい」


ヒチョル「お、おう」

気まずそうに返事したヒチョルを不審げに見たあとに名無しは
玄関にまた戻っていった




そしてある人を連れてきたのだ




「今日はなんとBEASTのヨソプくんを連れてきちゃいました!」


ヨソプ「どうも」


照れ臭そうに頭をかきながら時折名無しをちらちらとみるヨソプ



「て、事でヨソプと私は部屋に行ってるね」


ヨソプの背中を押しながら名無しは部屋に行ってしまった



ヒチョル「…」

ジェジュン「……」

ユノ「………」

ユチョン「…………」

ジュンス「……………」

チャンミン「さ、見に行きますか」



ユノ「おいおいおいチャンミン、ここはそっとしとくべきだろうっ」

ジュンス「な、何してるかわかんないし、急に行ったら悪いからぁっ」



チャンミン「やましいことをしてなきゃ大丈夫ですよきっと」


ジェジュン「してるかもしれないから皆止めてるんだよっ!」


ユチョン「…やっぱり付き合ってんのかなあの2人」


ユチョンの一言でまた静まった




ヒチョル「俺…かえるわ」
精神的ダメージを受けたヒチョルはヨタヨタしながらかえっていった








と、いうことで東方神起探偵団調査開始。



名無しの部屋の扉に5人で耳をつける


部屋からは名無しとヨソプの声
















「ヨソプ…
ナマンバ、キスヘチュセヨ」








ジュンス「あー…」

ユチョン「いっ!?」

ユノ「う…」

ジェジュン「えぇっ!?」



チャンミン「おー」


チャンミン以外の4人が名無しの発した言葉に対して奇声をあげたのに

チャンミンは心の中で
「ヌナ積極的」とかなんとか考えていたのだった





当然名無しはその声に気付き部屋の扉を勢いよく開けた




「…なにやってるの皆して」

鬼のような顔で皆を見下した




ジュンス「いや、…そのぉ」

ユノ「何も聞いてないからっ」

ユチョン「き、きすして欲しいとか、そんなの聞いてないから!」


ジェジュン「私だけ見て欲しいってのも聞いてないからっ」


チャンミン「ヒョン…」
哀れみの笑顔でジェジュンとユチョンをみたチャンミン






「…聞いたんじゃんか」

皆が黙り込めば名無しが口をひらく








「あれ、
















今度やるドラマの役のセリフだよ
ヨソプが相手だからその練習」



ジェジュン「じゃぁ収録中ずっと話してたのも…」


「ただのドラマのはなしだよ」


へらへら笑っている名無し



ユノ「なんだー…」

チャンミン「っち」

「チャンミン今舌打ちしたよね。なに期待してたんだ変態ー」



ヨソプ「名無しは黙ってたかったんだよね」

「ヨソプー」


扉をあけて仁王立ちしていたら後ろからヨソプがきた


ヨソプ「ね」

「…うん
ドラマ始まったときに
なんとなくテレビつけたふりして
皆驚かしてやろうとした」


後ろのヨソプを見ないで、目線わ皆に向けたまま手はヨソプの服を握る



「驚かしてやりたかった」
不貞腐れる名無し



ユノ「俺たち散々驚かされたよ」

な?、とユノが皆を見れば皆はうん、と笑った



ユチョン「名無しと付き合ってるのかと思った」
ふぅとため息をつくユチョン



ヨソプ「付き合ってますよ」


ジュンス「え!」





ヨソプ「役で(笑)」



ジュンス「あー、びっくりした!」

「ソピは意外と意地悪なんだね(笑)」



ヨソプ「まぁちょっとね(笑)」


皆でへらへら笑って話していればレラ様が戻ってきた








ヒチョル「みろーっ」



ドタドタと足音とたてながら部屋の前にきた




「あ、レラ様どうしたの」


ヒチョル「ほら!名無しはただ恋人役だから仲良くしてただけだったんだよっ!」





ヒチョルが持っている雑誌には名無しのドラマの事がかかれていた




ユノ「ヒチョルヒョン、今俺らも聞いたとこ(笑)」



なぁんだと肩をおとすヒチョル
安心して腰をおとした



「レラ様大丈夫?」
名無しが心配して顔を近づければヒチョルはだきつく



「わぁ!?」

ヒチョル「心配したんだからなぁあぁぁぁっ」



「ご、ごめんなさい?」
だきついてくるヒチョルをどう対処したら良いのかわからずヨソプに目をむけた



ヨソプはニコニコ笑ってからヒチョルの前で


ヨソプ「名無しは僕の彼女なんです」


と言った




ヒチョル「ええっ!?」




ヨソプ「役で(笑)」


本日二回目のそれを言うとヒチョルも東方神起メンバーと同じような反応をした




ヒチョル「お前意外と黒いな(笑)」


ジュンスみたいにケラケラ笑っているヨソプ。








時計をみてから

ヨソプ「そろそろ帰らないと。次の収録に間に合わないから」

名無しにそう告げて、東方神起、ヒチョル、名無しで玄関まで見送る







「ソピ、ごめんね色々迷惑かけて」


ヨソプ「いやいや楽しかったよ。それに名無しの彼氏に間違われるのは嬉しいからね」


「ぱぼっ//」

ヨソプ「怒らないでくださーい(笑)」



日本語でそう話してからまた韓国語にもどる



「じゃぁ気をつけてね」


ヨソプ「うん。あ、名無し」



「ん?」







ちゅっ



ヒチョル「あ"ぁ!」


ユノ「…」


今名無しがヨソプに呼ばれたから少し顔を近付けたら頭を後ろを
押さえられキスされたのだ


「なっなっ…//!」

ヨソプ「モテルのは辛いね名無し」


名無しの後ろで殺気だっている6人を見てからヨソプが苦笑いした



「も、もう…」
顔を赤くしてヨソプの背中を押しながら外へとヨソプを出した




ユノ「…」


ジェジュン「あいつ口にしやがった!」


ヒチョル「6秒はしたぞキス!」

ジュンス「…数えたんだ」


ユチョン「あー、俺だってしたことないのに」








チャンミンのいた角度からはしっかり見えました


口の横にキスするのを。
わざと皆に嫉妬させるため口にキスしたように見せかけ口の横にキスしたヨソプでした(笑)




END

ヒチョル(絶対舌いれたな!)

ユチョン(なにー!?)


(もう、うるさーい!//)



チャンミン(…ヒョンたちが面白いから口の横にキスしてたって事は言わないでおこう)




東方神起探偵団






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