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□chocolate!
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ヒチョル「名無しって女みたい」

ビクッと肩を揺らした私をみてレラ様はにやりと笑った


ヒチョル「図星?」

「ヒチョルヒョン何を言ってんだよ、俺は男」


手にもつ酒を一口口に入れてからヒチョルヒョンを見る



ヒチョル「だってよぉ、睫毛長いし?」

「長い人は沢山いるよ」



ヒチョル「顔可愛いし?」
「カラムとかジェジュンとかヒチョルヒョンだって可愛い顔じゃん」


嬉しくねぇよと苦笑いしてからデコピンされた



ヒチョル「声高いし」
「チャンミンだって高いよ」

ヒチョル「チャンミンより高いじゃん」

「ちょっとだけね」



ヒチョル「細いし」
「チャンミンだってほそいよ」

ヒチョル「小顔だし」
「ヨソプだってかなりの小顔だよ」



ヒチョル「足綺麗だし」
「普通です」

ヒチョル「手綺麗だし」
「…ヒチョルヒョンしつこい」

あはは、と笑ってからごめんごめんと謝るヒョンを見る限りからかったな



「からかうのはやめてよヒョン」

ヒチョル「からかってないって。全部本音!あーぁ、名無しが女だったら惚れてたのになぁ」




私実は女ですけどね。
まぁそれを知ってるのはマネージャーとメンバーだけだからヒョンにすら言えない


「光栄ですなー」


けらけら笑いながら酒を飲み干したヒチョルヒョン



ヒチョル「あ、そうそう」
がさがさとカバンを漁りながらヒチョルヒョンがだしたのは


「…ちょっと」

こんな公の場で、しかも一応のアイドルが何をだしてんだこのやろう!



ヒチョル「何ってコンドー「わぁああああぁぁあ!
よーし、それ以上言うな絶対言うな」



ヒチョルヒョンの口に手を当てて素早く会計を済ませてから店を出た



「ちょっとヒョン
あんな場所で何をやってんだよ」


ヒチョル「いやだから、それあげようと思って」


「…はい?」
いや必要ないんですけど私。


ヒチョル「ほらー名無しもお年頃だろ?だから一応さ好きな奴もいるだろうし、コン●ームも買いづらいだろうから俺からプレゼント」



「…は、はあ」

ヒチョル「で、誰とやんの?」

「は?」

ヒチョル「いや、は?じゃなくてそれ、誰に使うの?」



店を出て少しした所にあったベンチに座りながら話していたらヒチョルヒョンがいきなり聞いてきた




「いや、誰にも使わないよきっと」


ヒチョル「つまんねー」


「いやだってさ…」


ヒチョル「ん?やっぱりソシの奴等か?ん?そういえば前にBEASTのヨソプが可愛いって言ってたな、…まさか!?」

「違いますから」



ヒチョルヒョンはつまらないとまた溢してから私が持たされていた2つ繋がったコン●ームのの片割れをおもむろに開けた







「なにしてんのヒョン」


ヒチョル「使い方教えてやる!」

そう言ったヒチョルヒョンはみよーんとそれを指で伸ばした


「ちょっと…」

ヒチョル「ちなみにチョコ味だ」

今時は味まであるのか、なんて感心してればヒチョルヒョンがニヤニヤしている



「ヒョンこわい」

ヒチョル「いや、名無しは誰とするのかなって気になって気になって(笑)」



「ヒョンは誰とするんだよ(笑)」

俺は好きな子とだよ(笑)と笑うヒョンを横目に

「じゃあ俺だって好きな子と」


そう呟けばヒョンはどんな子?と追及してくる



「…しつこっ!」

ヒチョル「特徴は?つーかアイドル?」


答えなければめんどくさいな、そう考えた私は

「そうそうアイドルの「名無しは好きな奴いないよ」


肩にポンと手が置かれた










「みんな…」

ユノ「俺らに黙って酒なんか飲みにいくからだよ」


ジェジュン「ばーか」

ユチョン「名無しにS●Xは早いよね」



ジュンス「僕の腰の滑らかさを伝授してからぁっ(笑)」

チャンミン「そして僕のような豊富な知識を兼ね備えてからですよ」



「なんでここに…」


びっくりした顔をして皆を見つめればデコピンされた



ヒチョル「あーぁせっかく聞き出せそうだったのにい」


ユノ「だーめ。名無しはまだ健全だから」


ジェジュン「父とか長男とか家族の役割決められてる中であいつだけ健全担当なんて言われるくらいだからな(笑)」


チャンミン「だから僕が知識を詰め込むんですよそのちっちゃい脳に」


「ば、ばかにすんなチャンミン!」


180以上の君に届くわけない。



ヒチョル「ま、名無し、誰に使ったか後で教えろよ〜」

すたすたと帰っていったヒチョル










ユノ「で、名無し」

ジェジュン「誰をえらぶ?」



「え」



チャンミン「一つしかないんです」


ユチョン「俺らの誰?」


ジュンス「ねぇ名無し」



「…私は─────」




これはほんの序章。
このあとを決めるのは君次第。チョコの味がなくってきっと君となら甘い一時



さぁ誰をえらぶ?


END



(私は─(名無し!)

(あ、シナさん…)


シナ(きゃー、こんなとこで会えるなんてやっぱり私たち運命!)

名無しの言葉はスタッフのシナさんにより遮られました(笑)



シナ(名無し…それ)

(あ、ヒチョルヒョンならもらったんです)


シナ(名無したら意外と肉食なのね
で、誰に使うの!?アイドル!?)


(シ、シナさん怖っ)

シナ(名無しとヤるなんて許さないわその女!)



皆(((((……お預けか…)))))


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