LONG

□後輩と委員会
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「委員会行ってくる〜」



ヨソプ「あ、じゃあ昇降口で待ってるから」



正直自分が何委員会か忘れかけていた頃にひょっこり姿を表す委員会。
何かの陰謀か、なんて考えながら私は委員会が行われる教室へと足を運んだ





すでにある程度は人が座っていて何だかいやになる
クソ真面目に来てる自分がバカバカしく思えて窓際の後ろの席に座った




「先輩」
ふと、そう呼ばれた気がして顔をあげた


「えー、あー、」


ドンウン「ドンウンです、」


「そうそう、思い出した、ドンウンくんね」



ドンウン「プリントです、あと隣いいですか?」



ドンウンは委員会の事が書かれたプリントを私に差し出して、隣の席に腰をおろした



ドンウン「先輩ってヨソプ先輩と付き合ってるんですか?」


「ん、あー
付き合ってないよ」



窓を見れば綺麗なカキフライのような形の雲が目に入る




ドンウン「じゃあぼくにもチャンスはあるんですね」


「なにそれ」


ドンウン「いえ、なんでも」



私が嫌いなニコニコした作り笑いを私に向けてからドンウンは目線をプリントへと戻した







(ソピみたいな笑い方…)
ふとドンウンを見てそう思った。





ガラッ


眠気に負けそうだった私を見事に覚ましたのは教室のドアの音



(…あー、ねむ)

寝起きがイライラするように必然的に睡魔を覚まされ、イライラが募る


ただ救いなのは隣のドンウンが静かな事。もしこれがソピのようにうるさかったらきっと私はキレているだろうな、とそんな事を考えていれば私の目の前の席にドアを開けた張本人が座った









(なんで、わざわざ…)
私の前に座るんだよ、そう思いながらも筆箱で先生からは見えないように隠したノートに落書きをする










「それ」



前に座った人が私の描いた落書きを指差している



「なんですか」

ヒョンスン「それ何?」


「カキフライです」

ヒョンスン「なんでカキフライ?」



さっきのカキフライ型の雲を指差したのに、そこにあったのは形が崩れたただの雲だった




「形崩れてた」

ヒョンスン「あれじゃカキフライじゃないね〜」


へらへら話すその人をみた。
隣にヨソプがいたら
きっと形が崩れる前に教えられたのに…。




何故かヨソプの事を考えた自分に一瞬嫌気がさして首をふった、




to be continue




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