X'mas

□ET
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「トゥギー!」


あぁまただ



DVDを見ていた君が
いつも叫ぶ理由。




「ヒチョルオッパがーっ!」



…ほらね。


僕の彼女の名無しが見ているDVDはSS2。

ヒチョルのソロの最後で、ヒチョルが客席の人の手にキスをする



それが嫌で嫌で仕方ないらしい。




「ヒチョルオッパー(泣)」

ヒチョルと名無しは仲がいい。
ツイッターとかにもよく2人で写真を載せている


もちろんそんな事すればファンは
2人は付き合ってるんじゃないかとか
くだらない噂をつくり始める




…彼氏は僕なのに…!





「トゥギ、どうしたの?悩み事なら私聞くよ?」



あぁ、君はなんて優しいんだ
翼を失った天使が僕なら
名無しは女神様だ。
もちろん女神名無しの周りを飛ぶ天使は僕ね


あ、でも翼ないか。




イトゥク「大丈夫だよ、僕は「あんまり思い詰めてると、
老化激しくなるよ、本当におじいさんみたいになったら
えるぷちゃん達だってきっと
本当の事過ぎてハラボジなんて呼べなくなっちゃう



あ、でも髪はまだ大丈夫っぽい」



リンゴヘアーのぴょんぴょんを手のひらで触る名無し



…心配してもらえたと喜んだ僕がバカだった(泣)





「わーん、ヒチョルオッパー(泣)」


またテレビに視線戻す君



何回かヒチョルのソロをみたあとに僕のソロがきた

やっとだ!なんて思っていれば素早く君は飛ばす






イトゥク「えっ!?ちょっ!?」


「なにようるさいなー、
今カンインオッパを見てたとこなのにーっ」



リモコンで一時停止する



イトゥク「あれ?僕のは?」


「は?トゥギのなんか入ってたっけ」



…わかってるくせに君は知らないフリをする



「ふーん、知らないもーん」



ぷいっとそっぽを向いて
また再生ボタンを押した名無し















「…トゥギが……
他の女とくっついてるのなんて見たくないもん…」



小さく呟いた名無しの言葉は
僕の耳にしっかり届いた



びっくりして名無しを見れば
名無しの横顔は耳まで真っ赤で
思わず笑ってしまう





イトゥク「名無し、
SS2の僕のソロと同じダンスをしようよ」



名無しを立たせて
SS2のソロと同じ事をする



ただ一つ違う事は
最後は本当にキスをするって事くらいかな。







END


(ヒチョルオッパの浮気者ー(泣))


イトゥク(…何回見るの)






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