T-SS


□銀八妙※微エロ
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※パンツの日に便乗して挑戦した結果パンツじゃなくなった
※妙ちゃんのキャラ崩壊に土下座して詫びます



「こーゆーさ、ツルツルしたのもいいけど、こないだみたいな綿100パー的な?パンツまた見てーなァ」
彼女の下半身をまじまじと見つめ真顔で言うと、妙の大きな瞳が困惑げに泳いだ。
「…子供っぽくないですか?」
「や、それが久しぶりに見たせいか逆に燃え「え?」………、いや」
誤魔化すように、銀八は滑らかな薄い布を指先で擦る。初めては何の前触れもなく訪れた。直前まで銀八はそのつもりはなかったし、彼女も何の準備もしていなかったに違いない。劇的に状況が変わり、高揚して欲情し、互いに求めた。銀八はそのときのことを言っている。
目の前にある絹の濃紺に白いレースは確かにそそられる。…そそられるが。
「こーゆーのはさ、もっと大人になってからでもいんじゃね?嫌っていうんじゃなくてさ、今しか履けないもんあるっつーか…」
布の隙間に手を差し入れ、絹にも劣らぬ柔肌をゆるやかに撫でる。妙はびくりと腰を浮かせた。構わず続ける。
「可愛かったし、アレ」
「………はい」
うつむいて小さく頷く妙の頬は瞬く間に紅潮した。聞き慣れない言葉によるものか、止まない愛撫からくるものか。銀八は口角を上げる。満足して、調子に乗った。
「あとはパンスト履いてくれりゃ、完璧」
「―――は?」
「黒いのな。なァ、冬んなったら制服でアレ履いてくんない?」
そんでスカート捲らせて。
それはさすがに飲み込んだ。しかし妙の表情は渋い。ずっとあらわだった胸を急に腕で隠した。
「先生、セーラー服には興味ないんじゃ?」
「パンストは好きだもん」
「………」
「おまえだってあんだろ、何か萌えるやつ」
「ありません」
「できる限りご協力しますよ?」
にっこりと自分では爽やかに笑ったつもりだが、できていないらしい。彼女は一層眉をひそめた。
まァいいや、と息を吐く。
「考えといて?」
言いながら腕を伸ばし、胸の前で交差した細い手首を掴んだ。
絹だろうが綿だろうが、オプションだからね、あくまで。



【おまけ】

冬になり、彼女は根負けした。
学校で履くのはさすがに恥ずかしいと言い、帰りに銀八のアパートで着替えてくれた。しかし強い彼女はただでは転ばない。
妙は白い褌を持っていた。
「これつけてください」
マジでか。銀八は眼をむいた。古風な彼女は男の趣味も古風だったのか。理想の男は古きよきニッポン男児ってか。つーかコレどこで手に入れたの?通販?あそう、新八の名前で、ふーん……。てか俺ひとりで締められるもんなの?

それまでは不自然なまでに堂々としていたのに、いざ銀八が着用して現れると、妙は急にしおらしくなった。
やはりこれは俺への制裁か。自ら掘った穴に落ちてゆく妙を、黙って見ているほど薄情でもない。俺も一緒に落ちてやろう。
にやりとして妙に近づく。キスの前に眼鏡を外そうとすると、
「外しちゃダメ」
早口で止める彼女の頬はうっすら桃色だ。黒曜の瞳は少し潤んで、その表情は恍惚としている。
銀八は息を飲んだ。綺麗だ。―――綺麗だけれど。
やはり罠に嵌まったのは俺だけかもしれない。




おまけは蛇足。
妙ちゃんのパパ上は剣道するときだけ褌愛用してたとか考えてたらこんなんなった。
安定のファザコン。けどプラス眼鏡は銀八仕様。

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