ライチ 短編
□あぁ、今宵が楽しみだ
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マックは、僕の両手を握って目を輝かせた
「まぁ、僕は天才だからね」
「マック、お兄さんの発明もっと見たい!!触らないから、お兄さんの発明見せて!!」
僕より小さいくせに、命令するとは、なんて図々しい幼女だ。
しかし、そんなに僕の発明が見たいなら見せてやってもいいだろう
「完成している物なら、見せてあげよう」
「わーい!!お兄さんが発明見せてくれるって〜」
「マック、兄ちゃんと関わるとろくな事がないぞ」
いつの間にか、僕の後ろにいた弟
気づかなかった
マックの左手を引いて、僕と離れようとする弟
それに対して、マックは右手で僕の手を握る
「お兄さんがワトムより、凄いのを作ったんだって」
「嘘に決まってるよ!!つか、兄ちゃんお酒作ってるから飲まされちゃうよー」
「ワトムより凄いの見るの〜」
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