男日 短編
□ジョリフェチ モトハル
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俺には気になる人がいる
「モトハル君、モトハル君」
「…なんですか、**NAME2**さん」
俺を下から見上げるこの小さい人こそが、今俺の気になる人だ
出会いは、俺が学校登校中にこの人に自転車で轢かれたことだ
轢かれたと言っても、衝突とも言えるそんな出会いだった
そこから色々と出会いが増えた結果が、姉貴の小学校時代の知り合いと発覚
そして、よく家に遊びに来るようになった
「そこに座って目を閉じて☆」
「え、な、なんでですか?」
「いいから、いいから!」
「…はい」
俺の中の方程式は
姉貴の知り合い=歯向かえば姉貴から罰を受ける
だから、逆らえない
言われたまま、こなす俺…情けねぇ
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