男日 短編

□帰ろう 唐沢
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「としゆきぃい!!!夏がおわっちゃうよぉお!!!!!」

「あぁ。秋風も吹いて来たし、終わるな」

「としゆきの筋肉美を私は、見てないっ!!」

「いつでも見れるが…」



そう言って、私の唇に親指を滑らせる奴

まぁ!!厭らしいっ…!!
って、そういう意味じゃなくて…



「海も川もプールも、行ってないってことだよ…」

「俺は行った」

「ずるい!!どうせ、ナンパしてたんでしょ」

「してない」
「しろよ」

「何故」
「お仕置きしたかった」

「…………束縛プレイはもう、やめてください」





肩を震わせて、私から離れる私の可愛い彼氏

ふふふ、逃がさないよ




「と、いうわけで室外のあるプールに行こう!!」

「……それなら、かまわん」

「としゆき、ニヤケ過ぎ」









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