男日 短編

□もちコース!! モトハル
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公園に到着しました!!


例の物は、草むらの中に隠しておくか…




「##NEME1##〜〜!!!」

遠くから手を振って来る人影…


モトハルが来たようだ
しかしながら、何時もよりヨレヨレした動きで…



段々と近くなるにつれ、姿がハッキリ見えてきた


…………ん?




「モトハル!!自転車乗れるようになったのォ!?」

「そうなんだよ!!見てみて!!凄いだろ!!」



公園に入っても、自転車を降りないモトハル

段々と私の方に自転車を速く走らせ…


「つぅか、停まれ!!停まらないと私と衝突するからぁ!!」

「あれっ?ブレーキどれだっけ?」



私が右に移動すると
奴が私がいるほうに方向転換しやがった

なんだ?モトハルは私を轢き殺したいのか?

いや、純粋なあの目でブレーキが何処か探しているからな

本当に分からないのかよ




「握れ!!そのまま、握り拳作れ!!」

「わかったぁ!!」




キキィーーー!!!

フワッ…



「えっ?」

「ぎぁぁぁあぁぁあ!!モトハルゥウ!!」



クルリンッ!!
ガシャーーン!!


モトハルは自転車回転して着地に失敗した






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